【最新2020年度版】オーストラリアのシェアハウス事情

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経験者は知る! オーストラリアのシェアハウス事情

オーストラリアは移民大国。オーストラリアには中国人、韓国人をはじめ、ヨーロッパやインドなど様々な国から移り住んできた人がいます。

留学やワーキングホリデーで来ている人も多く、1年住んだ今でも誰がオーストラリアのネイティブで、誰が移民なのか見た目や言語からは判断がつきません。

そのためか日本人の受け入れも非常に優しく、日本語訛りの英語も難なく聞き取ってくれます。
短期滞在の人が多いこともあり、シェアハウスは日本よりもとても一般的で、若い人から40代、50代の人まで幅広く利用しています。
価格帯は1人部屋であればシティ内で週の家賃が$200〜$400程度で、日本円に換算すると17,000円〜34,000円くらいです。

日本の家賃よりも少し高めの設定にはなっていますが、最低賃金が1時間$17と高いオーストラリアでは、アルバイトをしていれば十分に生活していけます。
シェアハウスに住んでいる人は学生やワーキングホリデーの人が多く、似たような状況の人が集まる傾向にあるのですぐに新しい友達を作ることができます。
年齢を気にせず皆フレンドリーに、家族のように接してくれるシェアハウスは私の第2の実家のような存在です。

オーストラリアでのシェアハウス生活のメリット

シェアハウスで生活をしていると、いろんな境遇の、いろんな国籍の人に会うことができます。
皆それぞれ違う生活スタイルや文化、言語を持っていて、毎日が新しい発見の連続です。
今まで外国人はひとまとめに外国人だと思っていた自分が恥ずかしく思えるくらいに、色の濃いそれぞれの文化を知ることができます。

というのもやはり、シェアハウスはあくまでも家であり、自分が毎日帰る場所だからです。
家の外で一緒に話したり、お出かけするよりも、もっと生活が身近に感じられるのです。
新し人に会うのが楽しい、今までと違う刺激を楽しみたいという人にシェアハウスはバッチリフィットします。

新しい料理の方法を学べたり、皆でギターを弾いたり歌を歌ったりして音楽を楽しんだり、毎日同じ時間を過ごすことですんなりと新しい家族ができます。

日本のように年齢を気にして大人になったら落ち着かないと、という風習もオーストラリアにはないので、いつまでも若々しい生活スタイルが好きな人にも向いています。

シェアハウスに住む人の国籍や人柄により、同じシェアハウスでも雰囲気がガラッと変わります。

比較的短期間滞在の人が多いからこそ、短期間で多くの人と出会いと別れがあり、数々のドラマが繰り広げられます。

オーストラリアでのシェアハウス生活のデメリット

シェアハウスは自分の生活スペースに他人が住んでいるのと同じような感覚です。

朝起きる時間や寝る時間、食事内容や趣味の違いなど様々。それらを楽しいと思えない人はシェアハウスには不向きかもしれません。中でも、よく問題になるのが掃除です。

掃除の方法は人それぞれで、こまめに掃除したい人もいれば、散らかっていても全然気にならない人もいます。

各々の”一般常識程度”は男女でも差がありますが、国籍によっても差があります。キッチンやお風呂場が共有になっているシェアハウスも多く、毎回食器を洗わない人がいて皆が困る、というのはもはやお決まりのパターン。

食事内容も毎日ジャンクフードを食べている人もいれば、毎日スパイス料理を食べる人もいます。食事内容によって部屋に匂いがこもってしまうこともあります。

パーティーが好きで友人を招いて夜な夜なパーティーをする人もいれば、住んでいるのかいないのか分からないくらい毎日静かな人もいます。

こういった些細なトラブルもなんとなく解消していくわけですが、もちろん耐えかねてシェアハウスを移る人もいます。

シェアハウスのスタイルにもよりますが、自分に合わないシェアハウスを選んでしまうと生活と密着している分、不快に思うことがあるかもしれません。

オーストラリアでのシェアハウスの探し方

オーストラリアではGumtreeという掲示板サイトがよく利用されます。

一般の人から企業まで幅広く無料で利用することができ、シェアハウスだけでなく仕事や売り買いなど様々な交渉をすることができるようになっています。

英語のサイトになるので、英語が苦手という人には少しハードルが高いかもしれませんが、オーストラリアで生活する上で知っておいて損はないサイトです。

日本語で検索したいという人はDENGON NETという日系掲示板サイトを利用してみましょう。

全て日本語で記載されているので、細かい情報も理解しやすいサイトです。シェアメイトも日本人またはアジア人がいる可能性が高いです。

初めてシェアハウスを利用する人や、初めてオーストラリアに住むという人には、日本人もいる生活環境でシェア生活に慣れ、オーストラリアの土地勘などを掴むのにおすすめです。

気になるシェアハウスに目星をつけたら、オーナーに連絡をとって実際に見学に行きます。

見学の際は、家の立地条件や部屋の雰囲気、シェアメイトとの相性などをチェックできる貴重なチャンスです。

お気に入りが見つかったら、ボンドと言われる預り金と、家賃を支払い入居日に引っ越します。

物件詐欺に合わないように、直接家を見に行くまでは一切支払わないでくださいね。後はシェア生活を楽しむのみです!

オーストラリアは”イージーゴーイングの国”と言われるくらい、皆お気楽でのんびりしています。

リラックスして日々の時間を堪能するのにオーストラリアはもってこいです。

人も優しく、英語ができなくてもあっさり受け入れてくれるので、構える必要なく溶け込んでいくことができますよ。

是非皆さんの暮らしの参考になれば幸いです!