英語力upに異文化交流!経験者が語る国際交流型シェアハウスの魅力

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留学やワーキングホリデーに興味はあるけど、なかなか踏み出せない。英語もそれほど話せるわけでもないし……。
と不安を抱えつつも、外国人との交流に憧れがある・英語をもっと話せるようになりたい!という人にとって、国際交流型のシェアハウスは必見です。
外国人と共に生活を送る中で、自然とコミュニケーションの練習ができるのが国際交流型シェアハウスの魅力。

ただ、シェアハウス生活も外国人との生活も未経験だから不安という人も、きっと多いはず。
そこで今回は、筆者の国際交流型シェアハウスの入居経験を元に、そこでの生活エピソードやちょっとした心構えをご紹介します。


私が国際交流型のシェアハウスに住んだキッカケ


私が国際交流型のシェアハウスに住んだ1番の理由は、外国人との交流に対する憧れでした。
すでに英語を話せる友達は、クラブで出会った外国人ともスラスラ会話し友達になっていて、本当にカッコイイ、楽しそう……と羨ましく眺めてました。
私も自由に英語を話し交流を楽しみたい!という思いから、まずは英語を勉強することを決意。駅前留学に通うようになりました。
しかし思うように英語力は伸びず、TOEICという英語テストにも挑戦しましたが、一生懸命勉強しても高校卒業レベルの400点が最高点でした。
自分には英語のセンスがないのかと諦めかけましたが、それでも外国人との交流に対する憧れの気持ちがおさまりませんでした。

英語とは無関係に、ある日ネットサーフィンをしていたところ、シェアハウスの広告に辿り着きました。
シェアハウスで外国人と住めば英語が話せるんじゃないかと思いつき、「国際交流型・シェアハウス」で検索し、1番にヒットしたのが私が住んでいたシェアハウスでした。
そこのシェアハウスへの入居を決め、実際に生活をスタート。
今まで何となく別世界の人のようなイメージを持っていた外国人が、急に私の家族になった瞬間でした。


国際交流型シェアハウスの生活環境・そこでの思い出


私の住んでいたシェアハウスは共用リビングが1つ、個人部屋が20部屋の中規模のシェアハウスでした。
初めて見学に行った日に、リビングルームでランチをしていた明るい日系ブラジル人が「ウェルカム!!」とまぶしい笑顔で受け入れてくれたことを、今でも覚えています。このオープンな雰囲気が、外国人のいるシェアハウスの魅力かもしれません。

当時まだ英語が堪能ではなく、遠い存在だった外国人とリビングで一緒の時間を過ごすことは、私にとっては不思議な空間でした。
日本人のシェアメイトが、外国人のシェアメイトと私の橋渡しをしてくれたこともあり、スムーズにその空間に溶け込むことができました。
結果、すぐにたくさんの友達を作ることができ、日々たくさんの交流を楽しめました。

新しい入居者が入るときや、誰かの誕生日が来るたびに皆でお祝いしました。
私が住んでいたシェアハウスの共通言語は、日本人が多いと日本語、外国人が多いと英語という風に、その場にいる人のネイティブ言語によって変動。
英語が飛び交うとき、最初はあまり理解できませんでしたが、良いリスニングの勉強になっていたと思います。生活の中で自然な英会話に触れられたことは、後々の海外生活においても役立っています。


国際交流型シェアハウスで起きたトラブル・困ったエピソード


たくさんの人が同じ空間に住んでいる且つ、国籍も様々な国際交流型シェアハウス。人それぞれ一般常識も違えば、生活スタイルも様々でした。
ネチネチした陰険な雰囲気になることはまずありませんでしたが、よくあるトラブルといえば掃除に関すること。
掃除が好きな人がいれば、掃除が苦手な人もいるので、「自分ばかり掃除しているのにみんなは何もしない」というクレームがあがったことも。

私が住んでいたシェアハウスは基本的にはキレイ好きな人が多かったので、キッチンに何日も食器がということはありませんでしたが、ごみ出しに行く人がいなくてごみ箱が数日パンパンということはよく起こっていました。
(ゴミ捨てのルールはシェアハウスによってまちまちなので、入居するシェアハウスのルールを確認することをおすすめします!)
それでも、「ごみ捨てに行こー!」と誰かが声を発すると、皆でごみ置き場まで競争という新しい楽しみも生まれていたので、今思えば全て楽しかった思い出です。

ケトルでゆでたまごを作る人や、木の机を洗剤とスポンジで掃除する外国人など、個人的に衝撃的なことは多々ありましたが、それをデメリットととるか、新しい発見ととるかはあなた次第!
逆に自分で”当たり前”と思っていたことが、他国のシェアメイトから見たら不思議に見えることもあるかもしれません。トラブルや異文化も楽しむ姿勢でいることが、国際交流型シェアハウスを満喫する秘訣のように思います。


こんな人に国際交流型シェアハウスはおすすめ


英語を学びたい、外国人の友達を作りたいという人にとって、国際交流型のシェアハウスは最高の場です。私もたくさんの友達を作り、シェアハウスでできた友達は一生の友達です。
外国人と聞くと少し構えてしまう人が多いと思いますが、外国人も日本人も相性がいい人は一緒にいて楽しいし、合わない人は合いません。
これは国籍が違うからというよりも育ってきた環境や、各々の価値観の違いだと思います。
しかしどんな人でも一定人数以上が集まると、なんとなく凸凹が目立たなくなるものです。つまり、外国人だからという理由で構える必要はないのです。
外国人と交流をしたい、英語が学びたい、何か新しい刺激が欲しいという人は、ぜひ一度飛び込んでみてください!


国際交流型シェアハウスは、日本にいながら異文化交流を体感できる場所です。
私もシェアハウスに住む前は散々悩みましたが、今ではあの頃の思い出は大切な青春の1ページです。その後の海外生活においても、国際交流型シェアハウスで日常的に英語・異文化に触れたことが役立った瞬間がたくさんあります。
国際交流型シェアハウスに興味をもった方に、少しでも参考になれば幸いです!