葛飾区といえば、映画「男はつらいよ」シリーズや、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台となった区です。
いわゆる東京23区の下町と代表する地域の一つであり、都心へのアクセスに便利なベッドタウンとしての魅力が備わっている葛飾区。
これからシェアハウスを探している方に、葛飾区がどんなところか、スポット情報などを交えてお伝えします。
葛飾区の基本情報
面積 | 34.80㎢ |
人口 | 457,927人(平成29年4月1日現在) |
飲食店数 | 約2,100店 |
江戸川区や足立区と隣接している葛飾区は、休日には荒川河川敷で多くの人が運動をしたり、亀有で商店街などを見て回ったりと、どこか活気ある雰囲気溢れるエリアです。
同じ下町である江戸川区や足立区に比べると人口は少ないですが、そのかわり犯罪発生件数もその二つの区よりも低いのが葛飾区。
下町に住みたいけれど、できるだけ治安の良いところがいい、という方に葛飾区はおすすめです。
葛飾区で一番栄えている街といえば、亀有と新小岩でしょう。特に亀有は国民的人気漫画の影響で知名度も高いですし、亀有駅前には多くの商業ビルが立ち並んでいます。
新小岩も下町的な商店街と繁華街がにぎわっています。
さらには新小岩駅から新宿までは乗り継ぎなしの一本で行けることから、都市部へのアクセスを重視したい方にもおすすめの地域です。
葛飾区のアクセス情報
電車での移動は主にJR東日本と京成電鉄です。他にも北総鉄道が走っています。
葛飾区は地下鉄が通っておりませんがが、JR東日本と京成電鉄だけでスムーズに移動ができます。
特に葛飾区の一番の繁華街といえる新小岩は、JR総武線で快速が停車するため、品川や東京駅方面、各駅停車では新宿に一本で行き来することが可能となっています。
葛飾区のシェアハウス賃料相場
1R(一般賃貸) | 5.4万 |
1K(一般賃貸) | 6.1万 |
葛飾区平均(シェアハウス) | 4.2万 |
亀有駅(シェアハウス) | 4.2万 |
柴又駅(シェアハウス) | 3.9万 |
隣の江戸川区と比べて、賃料相場が安いのが葛飾区の魅力の一つ。
なかでも、柴又駅のシェアハウスの賃貸相場はわずか3万円台となっており、支出を抑えたい方には非常にお得です。
柴又はあの「寅さん」の生まれ故郷としても有名なので、昭和的ノスタルジックに浸りながら暮らすという、なかなかロマンのある生活も送れるかもしれませんよ。
葛飾区のおすすめスポット
おすすめスポット1. 葛飾柴又寅さん記念館
あの名作映画の世界に入り込みたくなったら
言わずと知れた昭和の名画、「男はつらいよ」
その舞台セットや小道具などに触れることのできる場所が、葛飾柴又寅さん記念館です。
日本各地を旅している寅さんが、必ず戻ってきてしまう故郷・柴又。再現された茶屋「くるまや」などもあり、映画の世界に浸ることができます。
あまりこの作品を知らない方でも、時が止まった古き良き昭和の風景に入り込めば、きっと心が癒されるはずです。
名称葛飾柴又寅さん記念館
住所東京都葛飾区柴又6丁目22−19
営業時間9:00~17:00
定休日無休
URLhttp://www.katsushika-kanko.com/tora/
おすすめスポット2. 亀有駅前
国民的漫画のキャラクターたちがお出迎え!
亀有駅の周辺には、1976年から週間少年ジャンプで連載され、つい最近完結したばかりの漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でおなじみのキャラクターたちの銅像が立っています。その数はなんと15体!
北口を出てすぐに、「こち亀の主人公の”両さん”が元気な笑顔で出迎えてくれます。
他にも、作中に登場する人気キャラクターたちが街のいたるところに立っています。下町の風情を感じながら、15体全てを見つけるためにぶらり散策をしてみてはいかがでしょうか。
名称亀有駅前
住所東京都葛飾区亀有3丁目
葛飾区のおすすめショップ
おすすめショップ1. 亀有メンチ
亀有駅すぐそこ!商店街の人気メンチカツ店
亀有駅南口にある仲町商店街の中に、下町の人気メンチカツ専門店があります。
なんでも、メンチカツに惚れ込んで八年前にお店を開いたそうで、カレー味からチーズ味、さらにはバジル味のメンチカツまで、バリエーションの数は11種類にも及びます。
休日は行列ができるほどの賑わいを見せており、店内にも飾られた多くの著名人のサインの存在も、お店の絶大な人気を物語っています。
お店の前で持ち帰り販売もしているので、家でシェアメイトたちと食べ比べをしてみるというのも、下町のシェアハウス暮らしならではの楽しみかたかもしれませんね。
名称亀有メンチ
住所東京都葛飾区亀有3丁目32−5
営業時間11:00~21:00(日・祝は20:00まで)
定休日火曜日
おすすめショップ2. 門前とらや
あの「寅さん」でおなじみ、柴又のお食事処
明治二十年創業の老舗。映画「男はつらいよ」の作中で使用されたお食事処で、看板メニューは草だんご。
柴又名物草だんごから北海道産の小豆を使用したもの、食べ歩き用の焼き草だんごまで、その日に丹精込めて作られた数々の草だんごを味わえます。
もちろんガッツリ食べたいときは、ラーメンや天重なども注文できます。
お店の中にある階段も撮影時そのままの姿で残っており、草だんごを食べながら、しみじみとした気分に浸れること間違いなしです。
名称門前とらや
住所東京都葛飾区柴又7丁目7−5
営業時間10:00~17:30(土日は9:00開店)
定休日無休
URLhttp://www.toraya.info/
名作の宝庫。東京を代表する下町、葛飾区
葛飾区は、多くの名作の舞台になる場所です。葛飾区のシェアハウスに住めば、なにかドラマのような素敵な出来事が始まるかもしれませんよ。