プログラミングを学ぶには!?習得方法やメリットを紹介

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IT技術の発達によって今後ますます需要が高まっていくであろうプログラミング。でも、興味はあるけどどうやって勉強したらいいか分からないし、そもそも難しそうだし…と思ってしまって手を出しにくい人も多いはず。

 

そこで今回は、そもそもプログライミングとは何なのか、身に付けるメリットやプログラミングの習得方法などをご紹介していきます。初心者の方でもプログラミングがどういうものなのか、イメージが付きやすくなると思います。

プログラミングを学ぶ前に知っておきたいこと

そもそもプラグラミングってなに?

多くの人が思うことはプログラミングという言葉は知っているけど、そもそもプログラミングって何だ?ということですよね。分かりやすく言うと、プログラミングとは「コンピューターへの指示を書く」ことです。「プログラム」という言葉は日常生活でも使われていますよね。結婚式や運動会などで作られるプログラムはどの順番でどういうことをやるのかが分かりやすく書かれています。プログラミングも同じようなことで、コンピューターにどう動いてほしいかを指示します。

 

でもコンピューターは自分で考えることはできないし、人間の言葉も理解できません。だから人間が、コンピューターがわかる言語で「この順番で動いてほしい」と正確に伝える必要があります。このコンピューターが分かる言語=プログラミング言語であり、それをコンピューターが読み取って実行していきます。

 

普段私たちが使っているInstagramやFacebook、Twitter、ゲームアプリなどもプログラミングによって作られています。普段当たり前に使っている機械や身の回りのものにプログラミングが多く使われていて、実はプログラミングはとっても身近なものなのです。

自分はどの言語を学びたいのか

プログラミングの言語はそれぞれ特徴が違うので分野によって様々な言語が使われます。なので、どの言語を学ぶのかはどの分野のプログラミングをするかによって違ってきます。200以上もあると言われているプログラミング言語ですが、ここでは代表的な言語をいくつかご紹介します。

PHP

Webサイトを作る際によく使われる言語で、動的なwebサイトを作ることができます。「動的な」というのはユーザーの操作によって表示する内容を変えたりすることです。PHPは難易度もそこまで高くないのでプログラミング初心者にオススメの言語です。実はFacebookも元々はPHPを使って開発されています。Wordpressなどの多くのWebサイトで使用されているため需要度が高い言語と言えます。

JavaScript

フロントエンジニアやバックエンドエンジニアに最もよく使われる言語のひとつがJavaScriptです。世界中のwebサイトで使われているほどシェア率が高いのでプログラマーのとっては超重要な言語と言えます。JavaScriptを使えば、ブラウザ上で画像を拡大したり映像を再生したりすることができます。

Ruby

Rubyはプログラミング言語の中でも数少ない、日本人が開発した言語です。なので日本語での情報も得やすく、コードもシンプルで使いやすいので日本人に取っては習得のしやすい言語のひとつです。実用性の高い万能な言語なので、とりあえず何でもいいからプログラミングを学んでみたいという人はRubyから始めてみるのもいいです。

Python

Webアプリケーションにも使われる言語ですが、人工知能開発(AI)に強いのがPythonです。コードがシンプルで読みやすいことに加え、汎用性が高く様々な分野で活用されています。YouTubeやInstagramにはこのPythonが使われており、今後さらにAIが進んでいけば需要はさらに高まっていくでしょう。

Java

日本でも世界中でも使用されている人気の高い言語です。JavaはWindowsやiOSなど関係なくどんなプラットフォームでもプログラムを組むことができるので家電製品やAndroidのアプリ開発など、様々な分野で使われています。その反面、習得の難易度は少し高いですが、プログラマーなら1度は触れておきたい言語です。

プログラミングを学ぶ理由とメリット

学習環境が整ってきている

2020年から小学校でプログラミング教育が必修となりました。2021年からは中学校でもプログラミングの授業が取り入れられることになっており、プログラミングの学習環境が整ってきています。最近は社会人向けのプログラミングスクールも増えてきていることから、プログラミング学習に対するハードルが低くなってきているのです。これからの社会の発展を考えるとプログラミング学習は将来性が十分にあると言えます。

IT人材が不足している

また、年々IT化が物凄いスピードで進んでいます。これからプログラマーやエンジニアの需要が伸びていくのに対して、IT業界では人材が不足しているのが現状です。プログラミングを勉強しておけば、将来仕事に困ることは少ないと思います。それくらいプログラマーは需要があり、活躍できるチャンスがたくさんある仕事です。

どこでも働ける

世界には国ごとに公用言語がありますが、プログラミング言語は世界統一です。日本でも、アジアでも、ヨーロッパでもプログラミングは同じです。なのでどこに行っても技術が通用します。必ずしも日本でしか働けないというわけではなく、プログラミングの技術があれば働ける環境やチャンスは世界中どこにでもあるということです。また、プログラミングはある程度経験を積めば独立しやすい仕事です。プログラミングができれば自分でアプリを作ったり新しいサービスを生み出すこともできるように、自分の技術とマーケットがあればどんどん可能性を広げていくことができるのがプログラミングです。フリーランスとして働くこともできるし、独立や起業に対するハードルがそこまで高くないのでいろんな働き方ができるのも魅力です。

論理的思考が身に付く

プログラミングの学習を通して身に付けることができる力が論理的思考、「ロジカルシンキング」です。これはプログラミングに限らずビジネスでは必要とされる力ですね。プログラミングはある意味、白黒はっきりしている世界です。わずかなエラーがミスに繋がってプログラムが動かなくなったり、正しいと思っていたコードがエラーを起こすこともあります。全ての工程が計画通りにいくわけではなく、エラーが出てくる度になぜエラーが出たのか、「どこをどうしたらこうなる」などを考えながら作業をしていくことになります。問題が起こったときにどう効率よく対処するのかは、プログラミングだけでなく様々な場面で通じる能力です。

プログラミングの習得方法とそのおすすめを紹介

スクールに通う

プログラミングを習得する方法は色々ありますが、これが1番手取り早い方法です。周りに自分と同じように学んでいる人がいるので独学で学ぶよりモチベーションが保ちやすく、分からない時に講師に聞ける環境が整っています。正直お金はかかりますが、就職支援サービスを行っているスクールも多いので本気でプログラマーとして企業に就職したい方にはオススメです。

 

ここで、オススメのプログラミングスクールを3つほど紹介します。あくまでほんの一部で、これ以外にもたくさんのプログラミングスクールがあるのでご自身の学びたい分野や予算にあったスクールを探してくださいね。

DMM WEBCAMP

https://web-camp.io/pro/

転職成功率98%、卒業生の離職率わずか2%を誇るプログラミングスクールです。DMM WEBCAMPは教室に通い放題なのでいつでも質問できる環境が整っており、また生徒一人ひとりに合わせたアドバイザーが就職をサポートしてくれます。3ヶ月のカリキュラムで最後は1人でポートフォリオの作成もします。1人でweb開発をする経験ができるので、転職活動のときにすごく強みになります。

CodeCamp

https://codecamp.jp/

次におすすめしたいのが完全オンライン型スクールのCodeCampです。オンラインなので住んでいる場所や時間に関係なくいつでもレッスンを受講できるので仕事が忙しい方でもスキマ時間などを利用して学ぶことができます。また、厳しい審査を通過した現役のエンジニアがマンツーマンでレッスンをしてくれるのでレッスンの質も高いです。無料体験レッスンもやっているので気になる方はぜひ一度試してみてください。

RUNTEQ

https://runteq.jp/

こちらもオンライン型のプログラミングスクールです。RUNTEQの特徴はアウトプットが中心なので現場で実際に働いているかのようなレッスンを受けれることです。バグの修正をしたり、最後は企画から自分で完全オリジナルのポートフォリオを作成するので、転職活動の際の即戦力となれる力が身につきます。

独学で習得

もうひとつの方法は自分で勉強することです。自分の好きな時間に好きなだけ勉強できるし学校に通うよりお金もかからないし、勉強してみて「何か違うな」と思ったらすぐに辞めることもできます。その反面、1人で勉強するのはモチベーションを保つのが大変なのと、分からなくなった時に質問できる環境ではないということがデメリットとしてありますが、独学で勉強してもっと深く学んでプログラマーになりたいと思ったら有料スクールで学ぶという方法もいいかもしれません。それでは、独学で学ぶオススメの方法をご紹介します!

学習サイト

Progate

https://prog-8.com/

プログラミング初心者の方が1番始めやすいのがProgate。HTML&CSS、PHP、JavaScriptなど色々な言語が学べます。嬉しいポイントが、何枚かのスライドで解説を読んだ後に実際にコーディングができることです。環境構築をする必要がないのですぐに気軽に始められるのと、分からない時はヒントを出してくれたりするのですごく分かりやすいです。

ドットインストール

https://dotinstall.com/

ドットインストールのレッスンは全て3分の動画を見ながら学ぶ形式になっています。始める前に環境構築が必要ですが、レッスンの数は300以上と学べる言語がとても豊富です。無料コースもあるし、有料コースは月1080円で全てのレッスンが受けれるのでお手頃な値段でプログラミングを学ぶことができます。

Udemy

https://www.udemy.com/ja/

Udemyは月額制ではなく、学びたいコースを買うという仕組みになっています。学習期限がないので1度そのコースを買ってしまえば何度でも学び直すことができます。元々アメリカで作られたサイトなので英語のコンテンツが多いですが、最近は日本語でのコンテンツもどんどん増えてきています。キャンペーンもよくやっているのでタイミングが良ければ安く利用できます。

アプリ

Progate

先ほど紹介したサイトProgateのアプリ版です。iOS、Android共に対応しています。家ではwebサイトの方で勉強して、移動時間にアプリを使うという風にすれば勉強が捗りそうですね。

Codebelle

iOS向けのアプリ開発に使用される言語Swiftを学べるアプリです。チャット形式で学習を進める形で無料とは思えないほどコンテンツが充実しています。1レッスン3分ほどなので、スキマ時間に学ぶのにちょうどいいと思います。

Schoo

このSchooは生放送の講義でプログラミングを学べるアプリです。大学の講義を受けているような感覚で学習ができ、分からないところがあればその場で実際に講師に質問することもできます。プログラミング以外にも、ビジネスについて学べる講義もあるので様々な分野の知識を身に付けることができます。

スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版

プログラミング言語ではないものの、web系を学ぶなら必要になるのがHTMLとCSSです。この本は基本からとても丁寧に解説されているのでweb系を学びたい初心者の方におすすめです。

 

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確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版


HTMLとCSSの知識がある状態で読んで欲しいのがこの本です。「超」入門というだけあって初心者に分かりやすい説明と、2019年に出版されたので情報も新しいです。

 

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スッキリわかるPython入門


pythonを初めて学ぶ方におすすめの入門書です。初心者を飽きさせないようキャラクター同士の会話で説明がされていたりと分かりやすい内容になっています。

 

これからの時代に備えてプログラミングを学ぼう!

いかがでしたか?プログラミングはこれから需要がどんどん伸びていく職種なので学んでおいて損はないと思います。独学で勉強するには時間がかかるかもしれませんが、学習サイト、アプリ、本などいろんな勉強方法を組み合わせて学んでいけば確実に力はつきます。

 

プログラミングができるようになれば、「こういうアプリを作りたい」「こういうサービスがあればいいな」というのを自分で形にすることができます。自分が思い描くものを形にするのは楽しいですし、可能性がどんどん広がります。みなさんも、ぜひプログラミングを学んでみませんか?