シェアハウスのトラブル例と予防方法。経験者が語るシェアハウス生活のコツ

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よくあるトラブル例1.騒音

シェアハウスで生活する上で、頻繁にトラブルになりやすい問題の一つに騒音があります。
ある程度は大目に見る気持ちも大切ですが、度を行き過ぎた騒音の場合は管理会社にしっかり対応してもらいましょう。

特に深夜の話し声や洗濯機の作動音は睡眠の妨げにもなりますので、我慢しすぎず、中立な立場の管理会社に注意してもらうことをおすすめします。
また、音に敏感な人は共用スペースや玄関から離れたお部屋を選ぶなど、事前の対策もしておくと安心です。

よくあるトラブル例2.生活マナー

複数人で暮らしていると、共用スペースの使用方法等のマナーが悪い人たちが、どうしても出てくるものです。共用の備品が使いっぱなしで戻ってこなかったり、使い方が汚く不快を感じたら、管理会社に伝えて注意をしてもらいましょう。
シェアハウスには基本的なハウスルールがありますので、それを守ってもらうよう伝えることは全く問題ありません。

但し、共同生活である以上、「お互い様」の精神を持つことも大切です。一回だけなら目をつぶってあげる等、各自が思いやりの気持ちをもって生活していくよう心がけると、シェアハウス生活をより楽しめるかと思います。

よくあるトラブル例3.盗難・紛失

シェアハウスというと、「入居者間で盗難等が起きるのではないか」と心配される方も多いのが現状です。最初は見ず知らずの他人同士。そう心配するのも無理ありません。
とはいえ、ほとんどのシェアハウスは各お部屋にしっかりと鍵がついていますので安心してください。盗難が全くないとは言い切れませんが、鍵を開けてまで侵入するリスクは一般の賃貸とさほど変わりません。

但しシェアハウスには、共用スペースにも靴箱や食品庫等の個人の荷物を置けるスペースが用意されています。そちらに置いていたものが故意か過失かは別として、紛失するケースはあるかもしれません。そういったトラブルを防ぐためにも、貴重品や大切な物は必ず個室内で管理をしましょう。(ドミトリーのシェアハウスの場合、鍵付きの保管スペースの有無を内覧時に確認することをおすすめします。)共用スペースに置いていたものが紛失した場合、管理会社含め誰も責任をとってくれないことを認識しておきましょう。

また、共用スペースに物を置く場合には、自分の名前やマーク等を付けておくこともオススメいたします。特に調味料等、悪気がなくても他人のものと混ざりやすいアイテムは、記名しておくと便利です。トラブルが起きないように、事前に予防線を張っておくこともシェアハウス生活においては大変重要です。

よくあるトラブル例4.人間関係

シェアメイトとの人間関係にまつわるトラブルは、シェアハウスならではの悩みと言えます。
大人になると、プライベートの時間に親しい友人や気の合う仲間以外と付き合うことも少なくなりますが、シェアハウスでは避けて通ることはできません。なんとなく意見が合わなかったり、生活スタイルがかみ合わない人も、一人や二人は出てくるものです。

そうした時に、すぐに不満を口にしたりぶつかってしまう人、もしくはそれをストレスに感じる人は、残念ながらシェアハウスに向いていないかもしれません。
せっかくの出会いですから、「こんな考えもあるんだ!」「こんな暮らし方もいいな!」と、ポジティブに捉えることができれば、シェアハウス生活は何倍も有意義になります。

無理に交流をしたり、積極的に会話をする必要はもちろんありません。あまり回りを気にしすぎず、大らかな気持ちで生活していける人がシェアハウスには向いています。
多少意見や生活スタイルが合わなくとも、ある程度は仕方ないと割り切って、シェアハウスならではの環境を楽しみましょう。

シェアハウスのトラブルは、どれもそんなに難しいものではありません。
お互いに少し気を使ったり、事前に対処しておくことで防げることばかりです。
無駄な心配をクリアーにして、快適なシェアハウス生活を送ってください!