『Momoハウス』は、ちょっとユニークなシェアハウス。
「モモ」という、児童文学をご存知でしょうか。
『Momoハウス』の名前の由来となったその作品。皆さんも一度は目にしたことがあるはずです。
「自分にとっての時間とは何か、本当に大切なものとは何か。」
大人になってから読み返しても、新しい気付きが次々に浮かんでくる素敵な物語です。
あぁ、なんてぴったり。
そう、まさにそんな想いが反映された場所。自然とゆったりした時間が流れ、人との繋がりを大切にできる場所。
それが、今回ご紹介する『Momoハウス』です。
新築の一軒家。ボルタリング付きのスタジオ。リビングから続く大きなテラス。名前のついた個室。
そして、同居人には犬と猫……?
さて、一つずつ、ゆっくりとご紹介していきます。
「おかえり」の、ある暮らし。『Momoハウス』
まずは共用スペースへ
足を踏み入れるとすっかり心を奪われるのが、その高いデザイン性。
新築物件となると、どうしても同じような間取りやデザインになりがちですが、とても個性的に仕上がっています。
よくあるパッケージ化された内装ではなく、こだわって作られたことが伝わってきます。
中でも目を惹くのが、カウンターキッチンの照明。オーナーさんこだわりのペンダントライトが白い壁に反射して、ユラユラと幻想的な空間に。
暖かな電球のオレンジ色は、ダークブラウンの建具や家具をグッと際立たせています。
キッチンから続くダイニングスペース。
全5室の少人数シェアハウスなので、全員で集まってもお友達を呼んでも、十分に使える広さです。
料理をしながら顔を見ておしゃべりができるのも、カウンターキッチンの良いところ。
なんといっても、スタジオ付き。
ダイニングの奥に見えている独立したもう一つのお部屋が、『Momoハウス』の特徴でもあるスタジオスペースです。
ドアを開けっぱなしにして一続きの空間にしたり、ドアを閉じてプライベートで使用したりと、色々なバリエーションで使えそうです。
スタジオを入るとすぐに目に入る、壁一面のカラフルなボルタリング。
2階へと続く吹き抜けが見事に利用されていて、家の中とは思えない本格的な高さがあります。下から見上げると、ちょっと怖いほどの迫力です。
『Momoハウス』のオーナーさんは、自転車で2か月の一人旅をしたり、ハワイでトライアスロンに参加したりと、とってもアクティブな方。
ゆくゆくはこのスタジオを使って子供向けの体操教室も考えているそう。絵本棚が置かれているのも納得です。
地域の人にも開かれた、様々な交流の場になって欲しいとおっしゃっていました。
反対側の壁には大きな鏡とスクリーン、電子ピアノが用意されていて、それぞれの入居者さんにとっても思い思いの使い方ができそうです。
ヨガ、リトミック、音楽教室、etc……。使い方に決まりはありません。アイディアがある方はぜひ相談してみてくださいね。
今度はスタジオと逆のスペースへ
こちらはまた雰囲気が異なり、落ち着いたホテルライクな空間です。ゆったりくつろいでもらえるように、高級感のある革張りのソファが用意されています。
暖かみのあるラグが、シックなコーディネートの中で一段と目を惹きます。
ソファから見える大きなテレビ。用意されたブルーレイレコーダーも使うことができます。
フカフカのソファの居心地が良すぎて、テレビを見ながらつい長い時間を過ごしてしまいそうです。
ダイニングと空間が分かれているので、気兼ねなくのんびりできるのも嬉しいですね。
まだまだ続く、共用スペース
コーヒーで一休みしたくなったら、キッチンへ。
カウンター越しに、ずらりと家電と食器棚が並んでいます。
もちろん、すべて自由に使用可能。カプセル式のコーヒーマシーンだけは、「飲まない人が損をしないように」と、その都度コインを入れるルールだとか。オーナーさん、さすがよく分かってる。
キッチンの横を通ると、浴室と洗面スペースがあります。
この洗面台も、横幅たっぷりでとても使いやすそう。全面が鏡になっていてデザインもすっきりしています。
引き出しの中は個人用の収納スペースになっているので、水回り用品はお部屋に置かなくても大丈夫。
奥にある浴室も大きくてゆったりしたサイズです。
続いて、2階へ
ここまでご紹介したのは『Momoハウス』の1階部分。オーナーさんの住居以外、すべて共用スペースになっているので、驚くほど贅沢な空間づくりがされています。
一軒家タイプでこんなにゆったりと充実したつくりは、他にはなかなかありません。
住む人のことを第一に考えた、とても心地よい間取りになっています。
しかも、贅沢な空間は2階にも。
階段を上がった先には、もう一つのキッチンが。1階のリビングに顔を出さなくてもいいように、シャワーや洗濯機などすべての水回りが2階にもう一つずつ用意されています。
疲れていたら無理に交流をしなくてもいい、長く住む為にとても大切な考え方だと思います。
1階にある浴槽も素敵でしたが、ぜひおススメしたいのがこのシャワーブース。
座りながらシャワーを浴びることができるので、浴室同様にゆったりとくつろぐことができます。あまり見ることのできない、贅沢な仕様です。
全員で使える共用の大きなバルコニー。もちろん、洗濯ものを干すこともできます。
目の前に並んだ大きな街路樹は桜の木。春になったら、この景色いっぱいに満開の桜を見ることができます。
家にいながらみんなでお花見ができるなんて、なんて最高のロケーションでしょうか。
全5室の個室を一つずつご紹介します。
『Momoハウス』には部屋の”番号”がありません。その代わり、コンセプトを持たせた”名前”がつけられています。
それぞれの異なる名前とコンセプトカラーに、オーナーさんの想いが込められています。
ブルーをベースとした、夢がかなう部屋【Dream】。
3室ある洋室のうち、一番広いお部屋です。どの部屋にもクローゼットがついているので、住み心地だけでなく、使い勝手も良さそう。
窓も2面以上あるので、広さ以上に開放的に感じられます。
ピンクをベースとした、笑顔になる部屋【Smile】。
ピンクといっても主張しすぎない柔らかい色合いなので、どんなインテリアにも合いそうです。
シンプルながら重厚感のあるデスクとチェアも、ハウスの落ち着いた雰囲気にぴったりです。
黄緑をベースにした、希望がみちる部屋【Wish】。
アクセントの黄緑色からは和のテイストも感じます。洋と和の融合したこのお部屋、実は近隣の日本語学校の学生専用。
残念ながら一般の募集はありませんが、国を超えた交流を生み出したいというのも、オーナーさんらしい取り組みの一つ。
オレンジをベースにした、喜びあふれる部屋【Joy】。
最近の新築物件では珍しくなった和室を、あえて取り入れています。デスクも和室に合わせたロータイプ。大きな押し入れの中に布団が収納されています。
畳の上でゴロンとくつろぐと、なんだか懐かしい解放感。和室の良さを再認識できます。
緑をベースにした、優しくなれる部屋【Kind】。
一番奥にあるこのお部屋は階段を数段上がった先にあり、まるでここだけ隠れ家のよう。ほぼ真四角のつくりと特徴的な勾配天井が、より一層特別感を味わせてくれます。
個人的に、一番おススメしたいお部屋です。
撮影しながら気になっていた、各部屋に置かれていたオリジナルのタオルセット。コンセプトカラーのタオルに部屋の名前が刺繍されています。
聞いたところ、オープニングメンバーの為にプレゼントとして用意してくれたそう。その優しい心遣い、本当に素敵です。
一緒に暮らすオーナーさんに加えて……。
2階からスタジオスペースを覗き込むと、なんだか人が集まってきた様子。実はこの日は『Momoハウス』の完成をお祝いするオープニングパーティーの日。
1階では準備が着々と進んでいるようです。
あれ? よく見ると、準備に紛れてワンちゃんもいますね。
そう、こちらがシェアメイトとなるオーナーさんの愛犬、吉之助くん!
とっても人懐っこい吉之助くんは、新しい人への挨拶をかかしません。シェアハウスのオープン後も共用スペースを一緒に使うので、みんなの家族になります。
家に帰るとワンちゃんがお出迎え……。犬好きな人にはたまらない環境です。
こちらがオーナーさん。フレンドリーで優しい女性オーナーが1階に住んでいるので、初めての一人暮らしや女性の方でも安心して暮らしていただけけます。
何か困ったことがあっても、すぐに相談できます。
(ちなみにオーナーさんのお部屋にはネコちゃんもいるのですが、この日はお目にかかれず……。)
『Momoハウス』オープニングパーティーのはじまり
パーティーの準備も着々と進み、吉之助くんも美味しそうなお料理に興味深々。
オーナーのお母さまやご友人も準備に加わり、とっても賑やかになっていきます。お母さまは今後もハウスクリーニング等、色々とお手伝いしてくださるそうですよ。
お、美味しそう……。豪華でオシャレな料理がテーブルを埋め尽くします。
訪れるお客様も、みんな嬉しそうに携帯を撮りだして撮影タイム。次々と届くたくさんのお花や差し入れも加わって、どんどん華やかになっていきました。
気がつけば、リビングに入りきらないほど、たくさんの人! もう待てないとばかりに乾杯をして、いよいよパーティー開始です。
ご家族やご友人が集まり、笑いの絶えない素敵な空間ができ上がります。みなさん思い思いの場所で、自宅のようにゆったりくつろいでいる姿が印象的でした。
こちらは建築チームの皆さん。設計士、デザイナー、インテリアコーディネーターを始め、約1年をかけてオーナーさんと打ち合わせを重ねてきたそう。
「多世代・異文化・地域とのコミュニケーション」をテーマにしながら、”つながる居場所”をコンセプトにした、こだわりのシェアハウス。
完成の喜びもひとしおです。
撮影は一足お先に失礼させていただいたのですが、ふとハウスを振り返ると夜道にパーティーの暖かい光が漏れていて、なんとも暖かい景色。
きっとこれからも、ここでたくさんの出会いや交流が生み出されていくんだろうな、と幸せな気持ちで帰路につきました。
住みやすさ抜群の立地。
『Momoハウス』は、与野駅徒歩3分、さいたま新都心駅・北与野駅徒歩10分と複数の路線が利用できる便利な立地。
浦和や大宮などの埼玉エリアはもちろん、北与野駅からは埼京線で池袋や新宿にも直通です。
さいたま新都心駅の大型ショッピングモールには、映画館や大型書店が一通りそろっています。
その上、ハウス周辺は閑静な住宅街で、市街地ながら自然を感じることもできます。すべての要素がそろったバランスの良い街並みで、大変人気のあるエリアです。
一度住んだら、きっと気に入っていただけると思います。
リビングに並ぶ部屋の鍵には、名前の頭文字をとったキーホルダーがついていました。
デコボコした形のある”鍵”にこだわった想いが、このハウスにいると分かる気がしました。
カタチのあるもの、誰かと共有する時間、「ただいま」「おかえり」のある暮らし。オーナーさんのこだわりを、あちらこちらに感じることができます。
『Momoハウス』から始まる、新しい物語。
ゆったりした時間が流れるこのシェアハウスで、家族の一員になってみませんか。
きっと、他にはない、優しく暖かい時間を過ごすことができるはずです。
物件名Momoハウス
住所埼玉県さいたま市浦和区上木崎12
最寄駅JR京浜東北線 与野駅
物件タイプ個室/全5室
入居条件男女共用/外国人入居可