シェアハウスのプライバシーについて
シェアハウスのプライバシーにかかわる1番重要な点は、個人部屋か大部屋かどうかです。
個人部屋では基本的にベッド1つに対して1つの部屋が用意されているので、自分が好きなときに完全に1人になることができます。
リビングルームやシャワールームが共同でも、夜は1人で寝るので自分のペースが崩れにくいです。個人部屋には鍵があり、セキュリティーもしっかりしている場合がほとんどです。
それに対して大部屋は2人から4人程度で、1部屋をシェアする形の部屋です。「ドミトリー」と呼ばれる形式がこれに当たります。
ベッドも2段ベッドが用意されている場合があるので、大部屋を考えている人は事前に環境をよく調べておきましょう。
部屋の鍵はルームメイトと同じ鍵で、貴重品管理のためにロッカーが用意されている場合もあります。
リビングルームやシャワールームも共同で、トイレとシャワーの時間以外は基本的に1人になることがありません。
一緒に生活するシェアメイトとの相性も大切になってきます。
シェアハウスの防音性について
シェアハウスは多くの場合、リビングルームが共用になることが多いです。
毎日パーティをするようなシェアハウスはほとんどないと思いますが、誕生日会や歓送迎会など、イベントを催すシェアハウスも少なくないです。
そうなると、リビングから自分の部屋までの距離が騒音問題に関わってきます。壁の作りにもよりますが、リビングルームに5人以上が集まると比較的にぎやかに聞こえます。
テスト前や読書など、自分の作業に集中したい人や、騒音があると寝れないという人はリビングから遠い部屋を選択することをおすすめします。
また、一緒に住む人が昼夜逆転をした生活スタイルをしていたり、大きな音で音楽を聴く趣味がある人がいると、うるさく感じる人も多いでしょう。
基本的なハウスルールに目を通して、騒音問題に触れているかどうかもチェックポイントです。
パーティ禁止などの騒音に対するルールがあるシェアハウスでは、騒音問題が起こったときにシェアハウスのオーナーが協力的に解決してくれるとことが多いです。
快適なシェアハウス生活のコツその1【部屋の選び方】
シェアハウスでの生活は1人暮らしと違い、自分のパーソナルスペースに他人がいる状況が増えます。
友達の家に泊まりに行くなど、数日間だけなら共同生活も楽しいですが、毎日の生活となるとストレスに感じる人も多いのが実際のところです。
1人部屋は共同部屋と比較すると家賃が高額になる傾向がありますが、毎日の生活しやすさを考えると1人部屋の快適さは否めません。
夜遅くに部屋に帰ってくるときも、共同部屋のルームメイトが寝ていれば電気はつけることも気がひけるでしょう。朝起きるときも、ルームメイトが寝ている時間に大きい音のアラームは不快に思う人もいます。
ヘアドライヤーも騒音問題に繋がりやすいので、共同部屋に住む場合はお風呂場で済ませるのがベストです。
比較的社交的でも1人の時間も大切という人は、1人部屋をおすすめします。共同部屋に住む場合は、ルームメイトの生活スタイルも尊重して生活しましょう。
快適なシェアハウス生活のコツその2【共用スペースのルール】
シェアハウスではキッチンも共同になるケースがほとんどです。
塩や砂糖などの基本的な調味料や調理器具は、シェアハウス側が提供してくれる場合と自分で用意する場合があり、シェアハウスによって異なります。
シェアハウス側が用意してくれる場合は問題になりにくいですが、基本的なキッチン用品も自分で用意する必要がある場合、こっそり他の人のを使う人も出てきます。
シェアハウス側が提供してくれるものと、自分で用意するべきものをしっかり把握して、トラブルを回避しましょう。
どうしても砂糖が欲しいときに、手の届く範囲に砂糖があれば、バレないくらいで使おうかなと思ってしまうのが人間の心理かもしれません。
しかし他人の物を使いたいときは必ず、所有者に一声かけてから使うように心がけるのも大切です。
反対に、他の人に自分のものを無断で使われてしまわないように、大切なものは自分のスペースにキープしておくこともトラブル回避のポイントです。
シェアハウスではちょっとした人間関係の崩れから居心地の悪さを感じてしまうことがあるので、事前の予防も大切な心がけのひとつなのです。
安心快適なシェアハウス生活を
シェアハウスでは色んなタイプの人が1つの場所で生活するので、自分では当たり前と思うことがハウスメイトには当たり前ではないことがあります。
お互いに不快に思わないように、お互いの生活スタイルを尊重し合って生活していくことが大切です。