「フリーランスって何??」「何をしている人なの??」最近耳にすることが多くなった言葉。一体何をしている人のことなのでしょうか?
ずばり!フリーランスとは働き方の一つです。会社などに所属せず、自由に働いている人のことを指します。
ではフリーランスとはどのような特徴があるのでしょうか。今日はフリーランスの働き方ついて徹底的に解説していきます。またフリーランスという働き方のメリット・デメリットや、どういう人が向いているのかなど、これを読むことでフリーランスのことが丸わかりです。それでは早速解説していきます!
フリーランスという働き方に注目
まず初めにフリーランスの意味について説明します。
フリーランスとは・・・会社などに所属せず、個人で仕事を請け負う人のことです。企業などと業務委託という形で契約を交わし案件を得ることが一般的です。
クラウドソーシングで有名なランサーズの調査(「【ランサーズ】フリーランス実態調査2020年版」)によると、フリーランスの人数はここ5年連続で1000万人を超えています。
特にIT産業ではフリーランスとして働く人が急増しています、その理由は「ITエンジニアの人材不足」にあります。この問題はかなり深刻で、経済産業省の調べによると2030年には80万人ほどのエンジニアが不足する見通しです。IT系の人は、今がフリーランスを始め時なんです!
フリーランスの働き方にはどういったものがある?
ではフリーランスの働き方とはどのようなものなのでしょうか。最初に申し上げておくと、フリーランスはルールがありません。そのため人によって働き方は様々です。ここではフリーランスの「仕事内容」「生活スタイル」「収入」の3つについて、詳しく解説していきます。
仕事内容
フリーランスと一口に言っても、その仕事内容は様々です。いくつか例をご紹介します。
【フリーランス 職業の例】
・エンジニア
・プログラマー
・イラストレーター
・デザイナー
・ライター
・翻訳
エンジニアやプログラマーなどのIT関係は単価も高く、案件が多いです。イラストレーターやライターなどの仕事も人気が高いです。またどれか一つに特化する必要もないため、デザイナーとプログラマーを両方やっている人など、働き方は千差万別です。
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生活スタイル
フリーランスの生活スタイルはとても自由です。一般的な会社員などは週5で朝の9時〜17時などという決まられた勤務時間がありますよね。フリーランスの場合、決められた案件さえこなせば勤務時間などに制限はありません。
休みの量や1日の勤務時間を調整できるので、柔軟に働くことができます。1日の勤務時間を3〜4時間にして働く日数を増やすなど、自分の好きなようにデザイン可能。働き方の例をご紹介します。
【一般的な会社員】
・勤務日数:週5(月〜金)
・勤務時間:9:00〜17:00
・休日:週2回(土・日)+有給
【フリーランス・A】
・勤務日数:週4回(木、金、土、日)
・勤務時間:9:00〜12:00、17:00〜20:00
・休日:週3回(月、火、水)
【フリーランス・B】
・勤務日数:週6回(月〜土)
・勤務時間:9:00〜12:00
・休日:週1回(日)
Aの場合だと休日に働いて、平日休むことで、買い物なんかも人混みを避けられてゆっくりできますよね。Bのスタイルだと、午前中だけ働いて午後から自由時間。完全オフは週1回でも、1日3時間だけ働けばいいなら、そもそもそんなに疲れないです。笑
日によって働き方を変えることも可能なので、お子さんがいるかたや主婦の方なども働くことが可能です。
収入
収入はどのようなスタンスで働いているかによって大きく変わってきます。いくつか平均年収の例を紹介します。
・本業は別にあり、副業としてフリーランスの仕事を請け負う・・・63万円
・個人事業主の法人経営者(一人で経営している人)・・・358万円
(出典:【ランサーズ】フリーランス実態調査2020年版)
平均年収の差を見ると分かるのが、いかに働き方が多様であるかということです。さらに人によっては、平均年収が1000万円近い人も。特にIT関連の仕事(エンジニア・プログラマーなど)は高単価の傾向にあります。
フリーランスという働き方のメリット・デメリット
フリーランスの働き方がイメージできたでしょうか。その名の通り、自由なスタイルなのがフリーランスの最大の特徴です。しかし自由だからといって良いことばかりとは限りません。何事にも長所と短所があります。ここではフリーランスのメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
時間や場所の制約にとらわれない
フリーランスはパソコンを使って仕事をすることが多く、在宅での仕事も多いです。このようなオフィスを持たない働き方は「ノマドワーカー」と呼び、注目を浴びています。パソコン一台あれば仕事ができるので、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができるのが魅力です。
また時間の融通も効くので、家庭との両立も可能です。例えばお子さんがいるパパ・ママさんなど、子供の面倒を見ながらスキマ時間に働くこともできます。
さらに思い切って海外に移住するという手もあります。マレーシアやタイなど、物価の安い国で暮らせば、日本よりもリッチな生活を送ることも可能!国によっては、フリーランス向けのビザを発給しているところもあり、フリーランスの海外移住はとても人気が高いです。
働いた分だけの収入が得られる
決まったお給料はなく「働いた分だけ収入が得られる」というのが基本です。休日を返上してガッツリ働いて稼ぐことで、平均的なサラリーマンよりも稼ぐフリーランスの人も多いです。
中には仕事の量を減らし、収入のが少なくなる代わりに自分の時間を増やすという人もいて、自由時間の多いゆったりとした暮らしをすることも可能。自由な時間が多いことはとても有意義なことです。どのくらい収入を得られるかは、その人次第ということになります。
フリーランスとは会社などに所属せず、一つ一つの案件ごとに契約をして働くスタイルのことです。フリーライターやフリーWebデザイナーなど、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。自分の好きなことを仕事にできる点や、時間や場所、人間関係に縛られないという点が非常に魅力的で、近年...
デメリット
収入が不安定になりやすいため不安を感じやすい
安定した収入を得るためには、ある程度時間がかかります。特に駆け出しのフリーランスの人ははこなせる仕事量も限られるため、どうしても収入が不安定になりがちです。
また有給などのシステムもなく、「お金をもらって休む」というのはフリーランスにとってはうらやましくてしょうがない制度です。収入が安定しないと将来の見通しもなかなか立たないですよね。安定した収入を得るためには、試行錯誤が必要です。
世界的パンデミックが起こり、働き方から暮らし方まで大きく変わってきました。「会社に行くこと」を仕事にしてしまう日本のサラリーマンも、オンライン業務を前提として、やっと企業各社がより一層働き方改革の促進に向けて動き始めたように感じます。 デジタルが可能にするこの働き方は、...
税金の手続きが面倒
確定申告など、税金の手続きはかなり面倒です。慣れるまではどうしても時間がかかってしまいます。所得の額に応じて、個人事業税やさらなる消費税を納めなくてはならないことも。サラリーマンであれば会社がやってくれるようなことも、全部自分でやらなければなりません。面倒かもしれませんが国民の義務ですので、避けては通れません。
フリーランスという働き方はどんな人に向いている?
ここまでフリーランスの働き方について解説してきました。ではいったいどのような人がフリーランスに向いているでしょうか。「これからフリーランスとして働きたい」と思っている方は参考にしてみてください。
スケジュール管理ができる
フリーランスにとってスケジュール管理は命です。数あるミーティングやプロジェクトの納期など、自己責任で管理しなくてはなりません。スケジュール管理がいい加減だとクライアントからの信用を無くすことにもつながります。そうなれば当然収入にも影響してきます。自由だからこそ、自分でしっかりスケジュールが管理ができることが非常に重要です。
一人作業に抵抗がない
在宅ワークが多いフリーランス。基本的に一人で仕事をすることになります。そのため黙々と一人で作業することが好きな人には向いています。もし問題が起こっても、原則一人で解決しなければなりません。質問できる人も近くにはいないことが多いので、高い自己解決のスキルが必要になります。「一人だとだらけちゃう」「一人だとやる気が出ない」という人にはあまりおすすめしません。
独立するスキルを持っている
フリーランスは近年注目されていることもあり、その競争率は高まる一方です。数あるフリーランサーの中で目立つためには、専門的なスキルが必要になってきます。例えば、「SEOライティング」のスキルが高いライターは非常に需要が高いです。またサイト開発を手掛けるようなエンジニアは、どのプログラミング言語を扱えるかによって受注できる案件の種類も大きく変わります。高度なスキルを持っていることは、フリーランスとして多くの仕事を得るために必要不可欠です。
人脈が広い
友達が多いなどを含め、人脈が広い人はフリーランスに向いています。人脈が広いことでより多くの案件獲得につながります。また、同業種の人脈も広げていきましょう。仕事に関する情報を手に入れやすくなります。自身のモチベーションも上がることにもつながるため、同業種の知り合いがいることはフリーランスにとってかなり重要です。人脈を広げる方法は様々ですがフリーランス向けの交流会やオンラインサロンなどのイベントに積極的に参加したり、SNS上で交流することで、人脈を広げられます。色々な分野の人と知り合いであることで、思わぬところから仕事が舞い込んできたりするかも!
フリーランスという働き方で人生をもっと自由に!
今日はフリーランスの働き方について解説してきました。フリーランスの主な特徴を以下の3つにまとめてみました。
・デザイナー、プログラマーなど幅広い仕事内容
・時間や場所にとらわれない自由な生活スタイル
・働いた分だけ得られる収入
フリーランスなら自分の好きなように働くことができます。「安定した会社員もいいけど、もっと自由に生きたい」「何か新しいことにチャレンジしたい」という方は、フリーランスという働き方に是非挑戦してみてください。「自分のやりたいように生きる」という夢のようなことが、フリーランスならば実現可能です。フリーランスという働き方で、自分の人生をもっと自由に謳歌してみませんか?