電子マネーを比較!あなたに合った電子マネーで買い物をもっとスマートに!

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「どの電子マネー選べばいいの?」「数が多過ぎて、違いが分からない」という方のために、電子マネーサービス7社を比較・解説していきます。

 

近年電子マネーサービスの普及とともに、数多くの企業が電子マネーサービスを提供しています。決済方法がプリペイド方式・ポストペイ方式だったり、ポイント還元率が1%・2%だったり…違いが分かりにくいですよね。この記事では各社の違いを徹底的に解説します。

 

世はまさに電子マネー戦国時代。どの電子マネーサービスを使えば良いか迷っている人は、この記事を読んで、自分にピッタリの電子マネーを見つけましょう。

電子マネーは必須アイテムに?

日本はキャッシュレス後進国と言われて久しいですが、来年の東京オリンピックや2025年の大阪万博などを受け、グローバル化とともにキャッシュレス化が進行。日本でも電子マネーはなくてはならない存在になっています。

 

では電子マネーを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか。ズバリ理由は「とても衛生的」「節約できる」からです。

とても衛生的

まず一つ目の理由が電子マネーは「とても衛生的」であること。コロナウイルスが蔓延する中、出歩く時はマスク着用・お店に入るたびにアルコール消毒を促されるなど、人々の衛生意識は非常に高まっています。そんな現金使用をためらう人が急増しています。確かに誰が触ったのかわからないようなお金って不潔ですよね。電子マネーなら自分のスマホやカードを使って決済するだけなのでとても衛生的です。

節約できる

二つめに電子マネーを使うことで「節約できる」こと。電子マネーの多くはスマホアプリと連携しています。そのため自分がいくら使ったのかというのを一目で確認することが可能。「あのレストランでいくら使ったっけ…」ということも無くなります。レシートを貯める必要もないからお財布の中も常にスッキリ。またプリペイド(前払い)に対応した電子マネーサービスを使えば、使いすぎる心配もないので安心です。

電子マネーを比較するときのポイント

電子マネーっていろいろあって何がいいか分からない。そんなお悩みを解決するために、比較する際のポイントをご紹介します。自分にあった電子マネーを見つけるポイントにもなるのでしっかり確認しておきましょう!

ポイント還元率を確認

クレジットカードと同じく、電子マネーにもポイント還元のシステムがあります。使った金額に合わせてポイントが還元されるので、使えば使うほどお得ということになります。

 

電子マネーを選ぶ際に必ず注目してほしいのが「ポイント還元率」です。電子マネー会社ごとに還元率や還元方法が違うので、自分いあったものを選ぶようにしましょう(記事の後半で詳しく説明しています)。

使用目的に合わせる

自分がよく行くスーパーやコンビニが発行している自社ブランドの電子マネーを使うなど、使用目的が明確であることで電子マネーが選びやすくなります。

 

例えばセブンイレブンが発行している電子マネーnanaco(ナナコ)。セブンイレブンやイトーヨーカドーなどの系列店で使うことで、ポイントが貯まってお得です。貯まったポイントは1ポイント=1円に換算できます。ちなみにnanacoは空港やガソリンスタンドなどでも使うことができるので、「nanaco対応お店だけ」を選んで買い物をすれば、あっという間にポイントを貯めることが可能。

チャージ方法を確認

チャージ方法も電子マネーサービスによって様々。最もシンプルな方法はプリペイド(前払い)方式。あらかじめ券売機やATM、レジなどでお金を払い、必要な分だけチャージする方法。

 

またクレジットカードを事前に紐づけておき、チャージした分を後から精算できるポストペイ(後払い)方式も便利。アプリなどからいつでもチャージできるので、ATMなどを探す必要はありません。チャージするのも面倒な場合はオートチャージ機能が付いた電子マネーがおすすめ。使った分だけ自動的にクレジットカード決済することが可能。

 

他にもチャージした分を銀行口座から直接引き落とすことが可能なデビット方式があります。こちらもチャージする手間を省けます。ただし使い過ぎには要注意。

おすすめの電子マネーを比較してみた!

今話題のおすすめ電子マネーを比較してみました。比較時に、注目するべきなのは以下の4点。

・決済方法
・使用可能店舗
・ポイント還元率
・チャージ方式

この他にも、それぞれのブランドの特徴やお得な使用方法などについても説明していきます。

nanaco

決済方法:非接触型決済
使用可能店舗:セブンイレブン、イトーヨーカドーなどの加盟店(約700,600店)
ポイント還元率:0.5%(200円で1ポイント)
チャージ方式:プリペイド(前払い)、オートチャージ

 

セブンイレブン・イトーヨーカドーを中心に全国70万店以上で使用できる電子マネーサービスnanaco。近くのセブンイレブンやイトーヨーカドーの店舗で即カードを発行してもらうことができます(発行手数料が300円かかります)。お金をかけたくないという人はモバイルアプリの利用がおすすめです。

 

プリペイド式なのでチャージが必要です。セブン銀行のATMから簡単いチャージ可能。24時間いつでもチャージできるのは非常に心強いです。

 

現在、セブンイレブンでお買い物をするとポイント還元率が1%になるキャンペーンを実施中です(2020年11月14日まで)。いつもより2倍お得なのでこの機会にnanacoデビューしてみませんか?

WAON

決済方法:非接触型決済
使用可能店舗:AEON、イオンモール、全国の自販機(約739,000箇所)
ポイント還元率:0.5%(200円で1ポイント)
チャージ方式:プリペイド(前払い)、オートチャージ

 

イオンリテール株式会社が運営するWAON。イオンやミニストップなどイオン系のお店で使うことができます。イオングループの対象店舗ではWAONを利用することでいつでもポイント5倍に。

 

また毎月のようにポイントアップのキャンペーンを行っているのも魅力の一つ。例えば毎月10日は「ありが10デー」と題して、通常の5倍ポイントが還元されます。その日にまとめて買い物をすればあっという間にポイントを貯めることができます。

Suica

決済方法:非接触型決済
使用可能店舗:日本全国の駅やコンビニ(全国の改札機+加盟店約250,000店)
ポイント還元率:0.5〜2%(50〜200円で1ポイント)
チャージ方式:プリペイド(前払い)、オートチャージ

 

一番最初に普及した電子マネーサービス。交通系ICとして有名なSuicaですが、公共交通機関だけでなく全国のコンビニやレストランなどでも利用可能です。

 

そして意外と知られていないのはSuicaのポイントサービス(JRE POINT)。JR東日本の電車などを利用するたびに、ポイントを貯めることができます。モバイルSuicaならポイント還元率は驚異の2%。例えば大宮から新宿まで乗車すると、片道運賃473円に対して9ポイント付与されます。往復18ポイントと考えたらかなりお得です。さらに定期券や新幹線などもポイント還元の対象となるので、電車によく乗る方は、絶対に申し込みましょう。

楽天Edy

決済方法:非接触型決済
使用可能店舗:全国のコンビニ・スーパー・ファミレスなど(約780,000店)
ポイント還元率:0.5%(200円で1ポイント)
チャージ方式:プリペイド(前払い)、オートチャージ

 

業界トップのユーザー数を誇る楽天Edy。全国78万箇所で使用可能でプリペイド専用の電子マネーサービスとしては最大級で、キャッシュレスに対応しているお店ならばたいていどこでも使用可能です。

 

ポイント還元率は通常0.5%ですが提携されたクレジットカードと併用することで、ポイント還元率が最大1.0%になります。中でも自社ブランドの楽天カードとあわせて使うことで、ポイント2重取りが可能です。また同ブランドの「楽天ペイ」ではより多くポイントが還元されるのでそちらもおすすめ。

楽天ペイ

決済方法:QRコード決済
使用可能店舗:全国のコンビニ・スーパー・ファミレスなど
ポイント還元率:0.5%(200円で1ポイント)
チャージ方式:ポストペイ(後払い)

 

楽天が提供する電子マネーサービスの一つ(もう一つは前項参照)。ポストペイ(後払い)方式を採用しているので、スマホアプリ上で簡単にチャージすることができます。提携したクレジットカードまたは楽天銀行の口座に金額を入力するだけで速チャージできるので非常に便利です。

 

楽天カードと同時利用することで、ポイント還元率は1.5%になります。さらに「楽天カードと楽天ペイ同時利用でポイント10倍」のようなキャンペーンもしょっちゅう行っているので、公式サイトを常にチェックしてみてください。

PayPay

決済方法:QRコード決済
使用可能店舗:全国のコンビニ・スーパー・ファミレスなど(260万箇所以上)
ポイント還元率:0.5%(200円で1ポイント)
チャージ方式:プリペイド(前払い)、ポストペイ(後払い)

 

2018年10月にQRコードによる決済サービスを開始し、たった2年でユーザー数は3000万人を突破。今最も旬な電子マネーサービスです。最大の魅力は使えるお店が多いこと。PayPayを取り扱っている店舗は260万箇所以上で、他のサービスを圧倒しています。

 

また今年に入ってコロナウイルスの影響もあり、キャッシュレスの普及がさらに加速したことで、ぞくぞく店舗が増えています。通常のポイント還元率は0.5%ですが、提携しているヤフーカードなどと合わせて利用すると、還元率は1.5%に跳ね上がります。

 

また期間限定のキャンペーンも頻繁に行っており、特定のお店でPayPayを利用すると10%ものポイント還元が受けられるなど、かなりお得に買い物ができます。キャンペーンの詳細はホームページを随時確認するようにしましょう。

 

iD

決済方法:非接触型決済
使用可能店舗:全国のコンビニ・スーパー・ファミレスなど(120万台以上の専用端末)
ポイント還元率:1%(100円で1ポイント)※dカード利用時
チャージ方式:プリペイド(前払い)、ポストペイ(後払い)、デビット

 

NTTドコモが運営する電子マネーサービスid。id対応のスマホを専用端末にかざすことで決済が完了できる非接触型決済。プリペイド・ポストペイ・デビット方式の3種類から支払い方法を選べるので、自分にあった方法で利用することが可能。チャージするのが面倒な人はポストペイやデビット方式で利用することで使った分を直接銀行口座やクレジットカードから引き落としすることができます。使いすぎるのが心配な人はプリペイド方式を選択しましょう。

 

実質クレジットカードを同じように利用可能なidですが、基本的に暗唱番号を入力する必要がありません。また万が一スマホを紛失したときには、クレジットカード会社の保証を受けることができたり、「ICカードロック機能」を事前に設定しておけば、不正利用を防ぐことが可能です。

 

またidの加盟店は業界トップクラス。全国に120万台以上専用端末があるので、日々のお買い物からバスや飛行機まで、お金をもたずにスマートにショッピングができちゃいます。

LINE Pay

決済方法:QRコード決済
使用可能店舗:国内外のJCB加盟店約3,300万箇所
ポイント還元率:1〜3%(約30円〜100円で1ポイント)※Visa LINE Payクレジットカード利用時
チャージ方式:プリペイド(前払い)、オートチャージ

 

ご存知LINEが運営する電子マネーサービスのLINE Pay。LINEのアカウントを持っている方なら誰でも簡単に始めることができます。LINE Pay最大の魅力は、トーク機能と連携した機能。LINE上の友達に送金依頼することができたり、また割り勘なども簡単に行うことができます。

 

さらに充実したクーポンも売りの一つ。ファミリーマートや吉野家などの人気店で使えるクーポンが毎月配布されます。中には最大10%オフとなる超お得クーポンも。

 

ポイントを貯めるには、LINE Payクレジットカードとの連携が必要です。現在、初年度年会費無料&ポイントが3%還元されるキャンペーンを実施しています(2021年4月30日の買い物分まで)。申し込むなら今しかない!

電子マネーで買い物をもっとスマートに!

おすすめの電子マネーサービス7社を紹介しました。気になる電子マネーはありましたか?キャンペーンなどを行っている場合、入会時により多くのポイントをゲットできる可能性があるのでチャンスを逃さないようにしてください!

 

「一つに決められない」という人は、同時利用もおすすめです。一社を使うよりもよりお得にお買い物をすることができます。

 

これから冬本番。コロナやインフルエンザなど、ますます衛生面が気になりますよね。電子マネーを使えば衛生的にもバッチリだし、しかも節約もできて一石二鳥。電子マネーを駆使して、優雅なキャッシュレスライフを送ってみませんか?