ミニマリストになれる! アドレスホッパーという暮らし方

「ミニマリストになれる! アドレスホッパーという暮らし方」のアイキャッチ画像



所有物をできるだけ減らした極限のミニマリストはアドレスホッパーかもしれません。部屋を借りるとか家を買うという次元ではなく、その日に泊まりたいところに泊まるためずっと旅をしているような感覚だからです。

 

皆さんも、旅行に行く時は荷物を絞り込みますよね。アドレスホッパーは更にその上えを行くミニマリストで、今アドレスホッパーのためのサービスも増えてきています。常識に縛られずに自由に暮らすならこの暮らし方も良いのではないでしょうか。

アドレスホッパーとは

アドレスホッパーの「アドレス」は住所、「ホッパー」は飛ぶ人という意味です。つまり、簡単に言ってしまえば固定した住所にこだわらず住む場所をその日単位で次々と変える人を言います。

 

アドレスホッパーは、憧れても実際にはできないと諦めている人も多いようです。しかし、生活スタイルを見てみると仕事帰りに友達の家に泊まったり、飲み会で疲れたら空いているホテルを探して予約を入れたり、対して難しいことはしていません。

 

スマホ1台あればその場で宿泊先は調べられますし、アドレスホッパーのためのサービスも充実してきているので友達が少なくてもアドレスホッパーはできます。中には1週間限定のシェアハウスなども登場してきていますし、特定の会社と契約しているところなら、全国どこでもアドレスホッパーとして泊まれる場所も出てきました。月4万円のどの月謝を支払えば各地の宿へ泊まり放題というサービスもあります。

ミニマリストとは

ミニマリストとは、生活に必要なものを最低限しか持たない人のことを言います。このことから、アドレスホッパーとミニマリストは似ている存在と言えます。

 

アドレスホッパーなら同時にミニマリストとも言えるでしょう。アドレスホッパーでなくても、自分の家の中のものが極端に少ない人はいます。物を新たに購入するのではなくて、今あるもので工夫して生活したりしています。

 

現代に生きるなら昔のように不便な暮らしに立ち戻ることはなかなか難しいものですが、ミニマリストは不便に暮らすという意味はなく、あくまで物が少ない中で暮らすというだけです。

 

持っているものが少ない分心が整理されると言う人もいますし、余計なものを持たないことで所有欲がなくなりより暮らしやすくなったという声もあります。向き不向きはあるものの、充実したミニマリストの皆さんは充実した日々を送っています。

それぞれのメリットは?

アドレスホッパー、ミニマリストと紹介してきましたが、それぞれのメリットには何があるのでしょうか。

 

メリットはたくさんありますが、ここでは2つに絞ってそれぞれを深堀していきます。このメリットを自分の生活に当てはめて良いなと思ったら、まずは短期間から、少しずつ持ち物を減らして実行してみるのも楽しいのではないでしょうか。

家を持たないメリット

まずはアドレスホッパーとして生活していくメリットについて紹介しましょう。家を持たないというとホームレスのイメージがある人も多いでしょうけれど、アドレスホッパーだからこそ感じられるメリットがあるのです。

出会いの輪が広がる

アドレスホッパーが家を持たないメリットは、出会いの輪がどんどん広がっていくことです。

 

全国各地を回らずとも、近場で生活地を転々とすることで新しい場所に泊まることなり、そこで出会いが生まれます。ホテルの従業員さん、ゲストハウスの管理人さん、そこで一緒に過ごした同じアドレスホッパーの人、旅行に来て泊まりに来ていた家族連れなどなど、たくさんの出会いが待っているところがアドレスホッパーが楽しみにしている点でもあります。

 

出会いの場がないと嘆く人も多いですが、この方法なら必然的に出会いは生まれ、色々な価値観を持った人達から刺激を大いに受けることができます。

自由度が高い

また、アドレスホッパーになればライフスタイルの自由度はグッと上がります。

 

家を持っていないためそこから自由になれる解放感は大きなものでしょう。旅をしながら生活することも出てくるため、アドレスホッパー以外はなかなか味わえない自由度になっています。

 

常識に縛られない生き方は雑誌やネット記事にもなっており、実践し始める人も増えています。これはリモートワークや在宅ワークが多くなってきたことも関係していそうです。仕事の自由度だけでなく、生活の自由度も追求できるのがアドレスホッパーで、大きなメリットとして受け入れています。

生活のコスト削減

日々の生活にかかるお金はバカにならないものですが、しかしアドレスホッパーの良いところはそのコストを削減できる点にあります。固定費と呼ばれる家賃や光熱費がかからないのはアドレスホッパーの強みです。家賃を支払いながら生活するよりも、民泊やゲストハウスを利用する方が安く済みます。

 

なかなか毎回ホテルに泊まるとはいきませんが、あえてそうしないことによって生活費が浮くので、旅をしていてもお金がかからないのです。また、民泊やゲストハウスはホテルより親密感があり、旅をしながら人とのかかわりを大事にしたい人には向いています。

物を持たないメリット

では、次にミニマリストになるメリットを紹介しましょう。これはアドレスホッパーにも共通することとして捉えてみてください。物が少ないと一見不便に見えますが、ミニマリストであるメリットが見えてくると自分もやってみようと思えるかもしれません。

フットワークが軽くなる

物を持たない大きなメリットは、フットワークが軽くなることです。

 

これによって移動が簡単にできるので、思い立った時に旅に行けたりします。もし家にペットがいたら、毎日その家に自分が帰らなけばいけません。物が多かったら、定期的に掃除をしなければすぐに汚くなってしまうかもしれません。これらのデメリットがないのがミニマリストです。

 

フットワークが軽くなれば自然と出かけることも増えるでしょうし、出会いの輪が広がる、自由度が高いといった、上記で紹介したような「家を持たないメリット」も同時に享受することができます。

好きなことをする時間が増える

意外と知られていませんが、物を持たないメリットには自分の好きなことをする時間が増えることも含まれています。余分な物が多いと片付けや掃除、管理などに時間を割いてしまいますし、目移りしてしまって本当に自分がしたいことができない場合があります。

 

しかし、あえて物を減らすミニマリストになってみて初めて、自分が何をしたいのか、その本質が見えてきます。その気持ちに素直に従ってみると今までとまったく違った生活ができたり、それによって見出した知識や人脈を使いこなせるようになります。

 

自分が何をしたいのかわからなかったら、一度ミニマリストになってみる手もあります。

お金の節約ができる

物を持たないと、お金の節約ができる点は間違いなくメリットでしょう。お金はいくらあっても困ることはありませんから。

 

ミニマリストになると、本当に必要なものがわかるので無駄な出費がなくなります。たとえ巷で人気の商品であっても、「自分なら、買っても使う頻度が少ないだろうから要らないな」と冷静な判断ができるようになります。

 

ケチっているわけではなく、生活に必要だと思わないなら買わない、そう判断しているだけです。これをストレスと思わないのがミニマリストで、意識しなくても節約ができるようになります。日々奮闘して微々たるお金を貯金していくスタイルとはまた違います。

アドレスホッパーの多くはミニマリスト

ここまで、アドレスホッパーとミニマリストについて紹介してきましたが、興味のわくポイントはありましたか?

 

アドレスホッパーが家を持たない人ならそれは自然とミニマリストになっているということになり、多くの人が二つの性質を持っていることになります。アドレスホッパーに憧れるけれどまだハードルが高いという場合にはミニマリストから始めてみましょう。

 

荷物が少なくなればやはりフットワークが軽くなるので、アドレスホッパーへの道へ入りやすくなります。いきなり長期間アドレスホッパーをすると疲れてしまうでしょうから、慣れるまでは短いスパンでやってみることをおすすめします。

 

徐々にそのスパンを長くしていけば、多くのメリットを感じられるアドレスホッパーになれるでしょう。

 

 

アドレホッパーの宿探しならココ!

クロスハウス

サブスクリプション型住居サービスを提供するクロスハウスはアドレスホッパーでの利用が1000名を突破しているくらい、アドレスホッパー界では注目されているサービスです。管理物件の3500室の移動が無料で行えるので、ライフスタイルに合わせて移動することができます。また初期費用は3万円からで、契約もWEBで行えるので定住地を持たないアドレスホッパーにとても便利なサービスです。

 

クロスハウスで宿を探す

Airbnb

Airbnbは空き家を貸したい人と、部屋を借りたい旅人とをつなぐWebサービスです。世界190カ国34,000以上の都市で利用されているので、国を超えてアドレスホッパーをやっている人には欠かせないサービスです。ホテルより価格が比較的安く、コンセプト型の民泊もあり、様々な宿タイプから検索することができます。ホストとの交流など、素敵な宿泊体験をしてみませんか?

 

Airbnbで宿を探す

OYO LIFE

OYO LIFEはホテルを選ぶように賃貸物件を選ぶことのできる「持たない暮らし」を提案しています。ネットで空き状況をリアルタイムで確認することができ、ライフラインから家具まで揃っているところもあるので最短翌日からの入居が可能です。敷金礼金も一切ないため初期費用を抑えられるのは嬉しいですね!

 

OYO LIFEで宿を探す