アドレスホッパーとは?今注目の新しい暮らし方に着目!

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皆さんはアドレスホッパーという言葉を聞いた事があるでしょうか。
アドレスホッパーとは「adress(住所)」と「hopper(転々とする人)」が組み合わさった単語で、決まった場所に定住せず自由に住所を転々とする新しい生活スタイルのことを指します。

 

言い換えれば現代風の遊牧民ともいえます。今回はこのアドレスホッパーという生き方の概要と、メリット・デメリットをご紹介したいと思います。


アドレスホッパーとは

アドレスホッパーとは賃貸物件や持ち家など特定の住居を持たず、場所を転々としながら生活をする人、またはその生活スタイルのことを表します。2018年ごろから使われ始めた言葉ですので、なかなか聞き慣れないと思います。

 

住所を転々としていると聞くと、不安定な生活を想像してしまいがちですが、アドレスホッパーの多くは定職をもち、あえて固定の住居を持たない生活をしているのが特徴です。

アドレスホッパーはなぜトレンドに?

なぜ近年アドレスホッパーという生き方が注目され始めたのでしょうか?その一つの理由として働き方が変わってきた事が挙げられます。最近テレワークやリモートワークといった言葉をよく耳にしますが、会社に行かなくても仕事ができるなど働き方が多様化してきました。

 

アドレスホッパーの多くは「もっと自由に働きたい」「様々な土地を見て回りたい」という思いが強い人が多く、アドレッスホッパーという形で思いを実現しているのです。

アドレスホッパーのメリット

それでも住居を持たない暮らしにはまだ違和感を持つ人も多いと思います。そこでアドレスホッパーはどんなところに魅力を感じて今の生活スタイルを選択したのか見ていきたいと思います。移動が自由にできるアドレスホッパーですが、移動が自由になることでどのようなメリットが生まれるのでしょうか。

 

今回は以下の三点に絞ってお話ししたいと思います。

 

1出会いの輪が広がる

2気分に合わせて自由に暮らせる

3固定費を削減できる

 

1. 出会いの輪が広がる

まず初めに挙げるのは出会いの輪が広がるという点です。従来のように決まった場所に住み、決まった場所で働くと、当然ですが決まった人としか出会う事ができません。アドレスホッパーは住所も職場も自由ですので、訪れる場所で違った出会いがあります。

 

違った価値観の人と出会うことは大人になっても非常に大事で、多様性に富んだ環境に入ると考え方が柔軟で豊かになります。また、アドレスホッパーの多くはフリーランスとして働いていますので、出会いが大事となるフリーランスにとって新しい繋がりを作れる環境は大きなメリットとなります。

2. 気分に合わせて自由に暮らせる

次に挙げるメリットは気分に合わせて自由に暮らせるという点です。多くのアドレスホッパーは自分の意思で住む場所や働く場所を変える事ができます。多くの場合インターネット環境さえ整っていればどこでも働く場所を変える事ができますので、旅をするように暮らす事ができます。

 

もちろん海外を放浪しながら働くことも可能ですので、自分の生きる場所が一気に世界へと広がっていくのがアドレスホッパーという生き方の特徴です。移動先独自の雰囲気や風景を楽しみながら働く。こんな生活ができるのもアドレスホッパーならではです。

3. 固定費を削減できる

三つ目のメリットは家賃や光熱費などの固定費がかからないということです。アドレスホッパーは主に以下のような場所で生活をしています。

 

-ホテル

-ホステル/ゲストハウス

-サウナ

-マンスリーマンション

 

このようにアドレスホッパーは定住する住居も車も持たないわけですから、家賃や車の維持・管理費といった固定費がかかりません。また、これらの宿泊施設の料金は電気・ガス・水道・インターネットなどの費用も含まれていますので、固定費をさらに削減する事が可能です。定住しないという選択は一見費用がかかりそうですが、これらの固定費を削減できるため結果的にお財布に優しい生活ができるのです。

 

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アドレスホッパーのデメリット

メリットの多いアドレスホッパーという生き方ですが、一方でメリットの裏返しとしてデメリットもあります。デメリットとしてよく挙げられる要素は以下のようなものがあります。

 

1.荷物を増やせない

2.郵便物の受け取りに困る

3.次の宿探しを考える必要がある。

 

以上3つデメリットを挙げてみましたので、それではひとつずつ見ていきましょう。

1. 荷物を増やせない

まず一つ目のデメリットは荷物を増やせないという事です。場所を転々とするアドレスホッパーですので、常に移動をしなければなりません。もちろん移動は自分の力でしますし、スーツケースやバックパック一つ分で完結できる生活をしなければいけませんので、できるだけ軽装備で生活する事が前提条件となります。

 

ですので、むやみやたらとものを増やす事はできず、最低限の買い物で済ます必要があります。定住をしていてものを増やす生活に慣れている人とっては大変かもしれませんので、アドレスホッパーとはミニマリスト向けの生活スタイルともいえます。

2. 郵便物の受け取りに困る

次に挙げるデメリットは特定の住所を持たないため、郵便を受け取ることが難しいという点です。最近ではインターネットと配達システムの発達によりボタン一つで買い物ができるようになりました。

 

しかし住所が定まっていないアドレスホッパーは来週住んでいる場所も決まっていないこともあり、どこに商品を送ればいいのかわからないという事があり得ます。ものを最低限に抑える必要があるアドレスホッパーですので、頻繁にはネット注文することはないと思いますが、いざという時に不便することもあります。

3. 次の宿探しを考える必要がある

最後のデメリットは長期滞在を目的としないため常に次の場所を探す必要があることです。アドレスホッパーのメリットは場所を自由に変える事ができることでしたが、一方で裏返すと住む場所を自分で探さなくてはいけないという事です。

 

1ヶ月単位の滞在など、比較的長期的な滞在の場合はあまりデメリットになることはありませんが、数日ごとに場所を変える場合にその都度宿を探さなくてはなりません。もし次に泊まる場所が見つからないとなると死活問題にもなり得ますので、無視できないデメリットでもあります。

アドレスホッパーという新しい暮らし方

いかがだったでしょうか。今回はアドレスホッパーというこれからの新しい生き方をご紹介いたしました。

 

「同じ場所にいるのが嫌だ」「もっと自由な生き方がいい」「どんどん新しい出会いがしたい」といった方にぴったりの生き方です。テレワークが推進されている今、働き方のみならず住み方も年々変わりつつあります。是非今回の記事がみなさまに少しでも刺激になれば幸いです。

 

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