初めてのシェアハウス生活inメルボルンを振り返ってみる

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ワーホリといえばほとんどの人が経験するであろうシェアハウス生活。今回は、私が人生で初めて体験したメルボルンでのシェアハウス生活をみなさんにシェアしたいと思います!ワーホリや留学でオーストラリアに行ったらシェアハウスに住んでみたいけど、海外でのシェアハウスってぶっちゃけどうなんだろ?と感じている人も多いと思うのでオーストラリアでのシェアハウスの探し方なども含めてご紹介していきます。私の体験が少しでも参考になれば幸いです。

メルボルンでのシェアハウスの探し方

シドニーやゴールドコーストと並ぶワーホリ先として大人気のメルボルン。至る所にあるウォールアートはもはや観光地化しており、パリよりもカフェの数が多いと言われる程のコーヒーの街としても知られています。大きい都市なのでイベントもたくさんあり、ビーチや自然も豊かな魅力的な街です。そんなメルボルンでのシェアハウスの探し方を簡単にご紹介します。

まずはネットで探す

メルボルンでシェアハウスを探すときにおすすめのサイトはGumtree(ガムツリー)、Flatmates.com、あとはFacebookも意外と使えます。ちなみに私はFacebookでシェアハウスを見つけました。Gumtree(ガムツリー)とFlatmates.comは全て英語なので、オーストラリアに来たばかりで自分の英語に不安があるという人には日豪プレスやJAMS.TV、伝言ネットなどの日系サイトもおすすめです。メルボルンは大都市なので物件はたくさんあります。ひとつのサイトだけでなく幅広く色んなサイトをチェックしておくと自分の希望にあったシェアハウスが見つかると思います。

オーナーにコンタクトを取る

気になるシェアハウスを見つけたらオーナーにコンタクトを取りましょう。自分の名前と出身地、インスペ(内見)をしたい旨を伝えます。でもここはオーストラリア、オーナーから返事が来る保証は100%という訳ではありません。返事が来ない度に一喜一憂するのはもったいないのであまり期待しないことがシェアハウスを根気よく探し続けるコツです。オーナーから返事が来たらインスペの日時を決めましょう。

インスペに行く

必ずインスペをしてから住むかどうかを決めてください!なぜなら、ネットに載っていた家の雰囲気がいくら良くても実際に家に足を運ぶと何か思ってたのと違う…となることがあるからです。なのでインスペはめんどくさがらずにしましょう。インスペの際にチェックしておくことは部屋、バスルームが清潔かどうか、家の立地、ハウスルールなどです。特に自分が住むことになるであろう部屋はきちんと見ておきましょう。

気に入ったら契約する

インスペをした時点でもうここにする、と決めた場合はその場ですぐオーナーに伝えましょう。インスペをしている人は他にもいるので自分より他の人が先に契約すると住めなくなってしまいます。他にもインスペの予定がある場合は後で連絡するねと伝え、やっぱり入居しないと決めた場合でも一応オーナーにメッセージをしておきます。無事に契約したら引越し決定です!

私がメルボルンで住んでいたシェアハウス

私はシティから電車で10分ほどのWindsorというサバーブに住んでいました。トラムでもシティまで一本、チャペルストリートという飲食店や雑貨店などがズラーっと並んでいる賑やかな通りまで歩いて30秒という好立地な場所、しかも私が働いていたカフェからも歩いて20分ほどだったので即決でここに決めました。

家は古くて大きな一軒家で、私が住んでいたのは女の子3人部屋です。家賃は週$155×4=毎月$620。この部屋の他に男子3人部屋×2、カップルルーム×1、シングルルーム×1があり、最大12人住めるまあまあ大きなシェアハウスでした。最初は1人部屋で探していたのですが、どこの家も家賃が高いので諦めてこの家にしましたが、結果的に良かったなと思っています。

私がこのシェアハアウスに決めた1番の理由は立地もありますが、それ以上にシェアメイト達がすごく多国籍だったからです。私が引っ越した頃は日本人は私だけでヨーロッパや南米からのシェアメイトが多く、人生初めてのシェアハウス生活、どうせだったらこんな多国籍なところで住むの面白そう!という好奇心でこの家に住むことを決めました。結果、メルボルンに住んでいた間は1度も引っ越さずめちゃくちゃ楽しい思い出ができました。

メルボルンに住んで感じた海外のシェアハウスあるある

私はメルボルンと他の都市で計2回しかシェアハウス生活を経験したことがないのですが、友達と話して盛り上がった「シェアハウスあるある」をシェアしてみたいと思います。

人数が多いとやたらタイミングが被る

12人も住める大きなシェアハウスでしたが、残念ながらシャワーは2つ、洗濯機も1つだけなのでシャワーに入ろうとしたら誰かが入っていくのが見えて諦め、洗濯物をしようと思ったら誰かが回しているか、終わったのに中に放置されているときもあります。シャワーはめちゃくちゃ時間がかかる人はあまりいなかったのでそこまで気にはなりませんでしたが、洗濯はなぜか私がしようと思うときはいつも誰かが使っていました。終わった洗濯物がそのまま中に入っていても気にせずに外に出して使う図々しさも海外では必要かもしれません。

1人はいる、絶対に片付けない奴

シェアハウスでは自分が使ったお皿やキッチン道具は使ったらちゃんと洗うのが基本です。シェアハウスで生活をするにあたっては当たり前のことですが、それをしない奴が絶対に1人はいるんですよ。食べ終わったお皿をテーブルに置いてたりワインの飲みかけのグラスがそのままだったり。で、もっと嫌なのが誰かが自分の使ったお皿を洗わずにシンクの横に置いておくと他の人たちもそこに置いてどんどん汚いお皿だけが増えていくという….。後で洗うつもりで置いているのか、誰かが洗ってくれると思っているのかは知りませんが(多分後者)、こういう人もいます。イライラしますが、自分のテリトリーではないと割り切って視界には入れないようにすることも大切です。

食べ物を勝手に取られる

これもすごくあるあるだと思うんですが(笑)、私のシェアハウスの冷蔵庫は業務用みたいなすごく大きいもので全員が使えるよう仕切りがあって、それとは別にシリアルや調味料など常温のものを置いておくシェルフがありました。普通に考えたら人の食べ物を取るなんてあり得ませんが、そういうのが起こるのが海外です。私は幸い被害には合いませんでしたが、中には誰かにピーナッツバターを結構な量を使われて、しかも棚の奥にしまっても絶対に使われるので「ピーナッツバターだけは部屋に置いているの」なんて言うルームメイトもいました。自分の貴重品だけでなく食べ物の管理にも気をつけた方がいいかもしれないです。

メルボルンでのシェアハウス生活で良かったこと

ネガティブなあるあるばかり紹介してしまいましたが、シェアハウス生活はもちろん楽しいこともあります。というか、メルボルンでのシェアハウスはすっごく楽しかったのでシェアハウスをしていて良かったなと思うことを振り返ってみます。

英語が伸びた

私がこのシェアハウスで出会ったシェアメイト達はタイ、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、ブルガリア、メキシコ、チリ、アイルランド、スコットランド…とにかく多国籍でした。みんなの共通言語は英語しかないのでシェアハウスの中では常に英語です。最初は頭で日本語で考えてそれを英語で言う、って感じだったのが100%英語の環境に揉まれるうちに口から英語がスラスラと出てくるようになりました。英語の練習にはとてもいい環境だったなと思います。

シェアメイト達との交流

これがシェアハウスの醍醐味だと思います!私のシェアハウスはみんな仲が良かったのでお互いの国の料理を振る舞ったり、映画を見に行ったり、仕事から帰ったあとは庭でお喋りしたり、みんなで飲みに行ったりBBQをしたり、ドライブに行ったり…シェアメイト達との思い出は数え切れません。シェアメイトのほとんどが3ヶ月ほどしたら違う都市へ移動するという感じだったのでシェアメイトの入れ替わりが結構激しかったのですが、その分友達もたくさんできたのがとてもいい思い出です。

これはシェアハウスから歩いて30秒のところにあったバー。週に1、2回ライブをしているのでその日を狙ってシェアメイト達と飲みに行きました!

住んでいたエリアを開拓

シェアハウスの近くには飲食店が並ぶチャペルストリートもあったので、私は色んなお店を見たりして街を開拓していくのが好きでした。美味しいコーヒー屋さんを探すべくカフェ巡りをしたり、ジムの帰りにお気に入りのウォールアートを見つけたり、シティに行かなくてもシェアハウス周辺で十分に楽しめました。

パステルの水色が可愛いお気に入りのドーナツ屋さん。ここのクレームブリュレのドーナツが絶品です!

ジムに行く途中に見つけたウォールアート。メルボルンで見たウォールアートの中でも1番好きなやつです。

メルボルンでシェアハウスに住んでみよう!

あくまでも私の体験なので参考になったかは分かりませんが、シェアハウスの楽しさを知ってもらいたくみなさんにシェアしてみました!海外でのシェアハウスは英語を学ぶのにもいい環境だし、色んな国の人と出会えるのでそれぞれの文化だったり習慣を身をもって知ることができます。自分からどんどんシェアメイトに話しかければ仲良くなれるはずです。海外に限らず日本でもシェアハウスはできるので、気になる人はぜひ検討してみてください!