【ワーホリ協定国一覧!】国別詳細まとめ

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ワーキングホリデー(通称ワーホリ)とは、青年(18歳〜30歳)向けの海外長期滞在ビザで、通常1〜2年滞在することができます。
アルバイト・就学も認められており、現地の人と同じように生活することができます。

 

現在日本との協定国は26ヵ国。すべての国の滞在可能期間や申請費用、さらにそれぞれの国の特色や仕事の見つけ方など完全網羅!あなたに合ったワーホリを見つけましょう。

ワーホリ協定国一覧26ヶ国!!

日本人に人気の高い英語圏のオーストラリアとニュージーランド。オシャレな都会でカフェのバリスタや、大自然に囲まれた地域で農園での仕事など、自分にあった仕事を見つけることができます。

 

また高時給のアルバイトが多く、働きながら学校に通ったり様々なアクティビティに挑戦できることも魅力的です。教育大国でもあるこの二つの国では質の高い学校も多く、集中して語学の勉強をすることができます。

 

ビザの発給数に制限がなく、誰にでも簡単にワーホリを始めることができます。ワーホリ初心者の方にもおすすめです。

オーストラリア

おすすめ度:★★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年間 (条件により3年間)
ビザ発給数:制限なし
申請費用:450豪ドル(35000円)
就学可能期間:4ヶ月まで
就労可能期間:同じ雇用主のもとで最長6ヶ月まで可能

 

オーストラリアはワーキングホリデーで最も人気な国の一つです。理由は暮らしやすさや仕事の豊富さ、更にビザの取りやすさにあります。オーストラリアの治安の良さや多様な文化、教育の質などが高い評価を受け、英誌「エコノミスト」が毎年発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング」でメルボルンやシドニーなどの主要都市が何度もランクインしています。

 

仕事の種類も豊富で特にカフェ文化の根強いオーストラリアでは、バリスタの仕事が大人気です。また最低賃金が19.49ドル(約1500円)と高く、ガッツリ稼ぐことができます。日本人向けの掲示板もあり、求人や住まいに関する情報を日本語で手に入れることができるのも魅力的(日本人向け掲示板サイト「日豪プレス」)。

 

ビザの発給数制限もなく最大3年滞在することができるので、長期的に海外に住みたい人はおすすめです。

ニュージーランド

おすすめ度:★★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年(条件により3ヶ月延長可能)
ビザ発給数:制限なし
申請費用:無料
就学可能期間:6ヶ月
就労可能期間:制限なし

 

人間より羊の数の方が多いと言われるニュージーランド。大自然に囲まれたのびのびとした環境と整った教育・労働環境は世界中の人々を魅了します。

 

他の英語圏の国に比べて物価が安く、気軽に語学学校などに通うことができます。また最低賃金が18.90ニュージーランドドル(約1300円)と高いため、現地で働きながら、自立した生活を送ることも可能です。

 

自然の多いニュージーランドでは、フルーツ農場や野菜農園などの農業関係の仕事が人気です。また農園で3ヶ月以上アルバイトした場合、滞在期間を3ヶ月延長することができます。さらにアクティビティ大国として知られるニュージーランドでバンジージャンプやカヤック、洞窟探検や氷河探索を満喫できます。

ヨーロッパ

美しい伝統と最新のトレンドが混在するヨーロッパ。一つ一つの国は小さいですが、全く異なる雰囲気を持ち言葉も違います。

 


フランスやイギリススペインなど常に伝統や流行の中心地となるメジャーな国々からクラシック音楽の聖地であるドイツやオーストリア、幸福度が高い北欧諸国、ノマドワーカーたちが注目する東欧の国々など…全14ヵ国網羅しました!
きっとお気に入りの国が見つかるはずです。

フランス

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜29歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:1500
申請費用:無料
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

アートやファッションの発信地として知られるフランスで、美しい文化や伝統に触れながらワーホリをすることができます。美食の街として知られるフランスでは、一流レストランで働けるチャンスがあり、本場フランス料理の伝統や技術を学べるのは、まさにフランスならではの良さ。


また就学期間の制限もなく学費が安いので、集中的にフランス語に取り組むこともできます。
フランス語は世界30か国近くで公用語とされており、国際連合や欧州連合などでも公用語して扱われいます。フランス語を話せることで、さらに視野が広がることでしょう。

 

美術館や博物館が多数あり、世界遺産が41箇所あります。芸術やアートに囲まれた海外生活を送ってみてはどうでしょうか。

ドイツ

おすすめ度:★★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:制限なし
申請費用:無料
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

サッカーやビールが盛んなドイツでは近年、数多くのスタートアップ企業がドイツを拠点にし始めていることもあり、海外からの移住者が殺到しています。

 

日本人向けの雇用も増えているため、将来的には海外で就職をと考えている方にはとてもおすすめです。その場合、ワーキングホリデービザから就職ビザの切り替えは現地で行うことができます。

 

ベルリンなどの都市部では英語が通じるため、ドイツ語ができない方でも安心して住むことができます。さらに文化面も充実しており、オーケストラやオペラのコンサートはもちろんサッカー観戦やビールの祭典オクトーバーフェストなど、年中いろいろなイベントが開催されています。

イギリス

おすすめ度:★★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:2年
ビザ発給数:1000
申請費用:244ポンド(37000円)
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

英国の伝統文化と最先端のカルチャーが混在するイギリス。大都会ロンドンでは、世界中のエンターテインメントや芸術、金融やメディア、大学など多くの分野が集中しています。

 

そのため日本のみならず世界中からの移住希望者が後を絶ちません。ビザをとるのが非常に難しく、ワーホリビザ(Young Mobility Scheme)は抽選となっています。

 

その当選倍率は10倍といわれ狭き門ですが、当選すれば2年間イギリスに滞在することができます。年に2回抽選が行われるので是非応募してみましょう。

 

日系企業も多く進出しており、大きな日本人コミュニティが存在するので自分にあった仕事を見つけやすいです。また滞在期間が長いので、現地の専門学校でエステティックの国際資格CIDESCOやアロマセラピーのITECを取得することもできます。

アイルランド

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:800
申請費用:13800円
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

イギリスの西に浮かぶ小国アイルランドではワーキングホリデーの人気が高まっており、2020年より発給数も400から800に倍増されます。幻想的な自然が溢れるこの国では、至る所にケルト文化の美しさを垣間見ることができます。

 

また日本人も少ないので、集中して英語を勉強したい人におすすめです。さらにギネスビール発祥の地であるアイルランドでは、仕事や学校終わりにパブでビールを飲み、ワイワイおしゃべりをするのが日課です。そんなアイルランド人はとてもフレンドリーで、外国人にも気さくに声をかけてくれます。

デンマーク

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:制限なし
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:6ヶ月

 

北欧の小国であるデンマークは幸福度の高い国として有名です。国連が発表する「世界幸福度ランキング」では常にランキング上位に君臨しています。その理由は充実した福祉や医療、さらには整ったワークライフバランスにあります。デンマークでは法律により週37時間より多く働くことが禁じられています。

 

またデンマーク語はとても難解なことで知られていますが、ほとんどの場所で英語が通じます。さらにデンマークにはフォルケホイスコーレという寄宿制の学校があります。社会人向けの学校でアートや経済、環境や歴史など分野は多種多様。他人とのコミュニケーションに重きを置いており、試験や成績がありません。外国人でも寮費生活費込みで月10万円ほどで通うことができます。

ノルウェー

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:制限なし
申請費用:3700クローネ(約50000円)
就学可能期間:3ヶ月未満
就労可能期間:同じ雇用主のもとで6ヶ月未満

 

オーロラなどの大自然に囲まれたノルウェーはデンマークと同じく、福祉や医療が整っており、労働環境や女性の社会進出などの観点が高く評価され幸福度が高いことで知られています。その分物価も高いですが賃金も高く、時給2000円のアルバイトなども普通に見つかったりします。

 

また教育に力を入れている国で、国民のほとんどはノルウェー語の他に英語を話すことができ、小学校から大学までの学費は留学生でも無料です(国公立に限る)。語学学校が有料であることが多いですが、それでも格段に安い授業料で通うことができます。また図書館で無料のノルウェー語クラスが開催されおり、ノルウェー語を勉強を勉強したい方は是非利用してみてください。

ポルトガル

おすすめ度:★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:制限なし
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

オレンジ色の屋根が立ち並ぶ風景でおなじみのポルトガル。治安も良く穏やかな天気でのんびりとした雰囲気が特徴です。またシーフード中心のポルトガル料理やポルトワインなど、日本人好みの食文化があります。ポルトガルのワーホリは2015年7月に始まったばかりなので、日本人が少ないところに行きたい方はおすすめです。

 

ポルトガルの公用語はポルトガル語です。リスボンなどの都市部では英語が通じますが、生活を充実させるためにポルトガル語の勉強をすることをおすすめします。ポルトガル語は南米やアフリカなどでも広く普及しており、その話者数は2億人と言われています。これを機にポルトガル語をマスターしましょう。

ポーランド

おすすめ度:★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:500
申請費用:無料
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

おとぎ話に迷い込んだかのようなかわいらしい街並みと美しい自然が融和したポーランドは実はワーキングホリデーにもってこいの国です。まず物価が非常に安いこと。食材は日本の4分の1ほどで東南アジア並の安さです。

 

またノマドワーカーというオフィスを持たない働き方がポーランドでは人気沸騰中で、街の至るところにコワーキングスペースがあります。Webライターやエンジニアなどのパソコンを使った仕事をしている方は必見です。

 

ポーランドといえば大作曲家ショパンの故郷です。5年に1度彼の名を冠した国際コンクールが首都ワルシャワで開かれます。街を挙げての大きなイベントですので、興味のある方は足を運んでみてください。

スロバキア

おすすめ度:★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:400
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

2016年2月24日に、スロバキアが新たにワーキングホリデー協定国に加わりました。日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、時が止まったかのような中世ヨーロッパの街並みと、手付かずの自然がとても美しい国です。

 

農業国として栄えるスロバキアは、中心部から少し離れただけで牛や羊の群れや、緑の草原が広がるのを目にすることができます。物価も非常に安く家賃も一月3〜4万円程度で住むことができ、田舎でのんびりした暮らしをしたい人はスロバキアは本当におすすめ。また中央ヨーロッパに位置するので、隣国チェコやオーストリアなど簡単に足を伸ばすことができます。

オーストリア

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:200
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

クラシック音楽の総本山として名高いオーストリア。なかでも首都ウィーンは音楽の都と呼ばれ、旧市街は街全体が世界遺産に登録されています。また住みやすさで有名なウィーンは英誌「エコノミスト」の「世界で最も住みやすい都市ランキング」で2年連続1位を獲得したことがあります。治安も良く公共交通が発達しており、基本的に英語で生活することができるのも魅力的。

 

またオーストリアの労働環境は世界一ホワイトといわれ、ストレスフリーな仕事環境はワーホリ初心者にも安心です。音楽の都と呼ばれるように、年間15000回以上のコンサートがや音楽祭が行われており、チケットも最安1枚500〜1000円で購入することもできます。ウィーン以外にもアルプスに囲まれた街インスブルックや古都グラーツなど見所がたくさんあります。

ハンガリー

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:200
申請費用:無料(日本で申請する場合)、18000Ft(約6000円)
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

東欧を代表する小さな国で、ドナウ川を中心に栄えた中世ヨーロッパの街並みが観光客を魅了しています。ブダペストなどの大都市では英語が通じますが、現地で働く場合はハンガリー語の習得をおすすめします。

 

物価も安いので語学学校に通うのもありです。また学校に通うことでアルバイトの情報やシェアハウスの情報を聞くことができるので一石二鳥です。

 

ハンガリーは温泉大国で、特に首都ブダペストは温泉の激戦区です。休日になれば地元の人や観光客が押し寄せ、お湯に浸かりながらチェスをしたりビールを片手にのんびり過ごします。ヨーロッパのほぼ中心に位置するので、格安航空券などを使えば往復2〜3000円で他の国に遊びに行くことができるのも大きな魅力です。

スペイン

おすすめ度:★★★★
年齢制限::18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:500
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

情熱と太陽の国スペインには様々な魅力が詰まっています。スペインの世界遺産登録数は世界第3位で、「サグラダ・ファミリア」や「ガウディの作品群」などどれも個性的です。また今や世界的に人気の高いスペイン料理やサッカー、フラメンコなどを、本場で存分に味わうことができます。

 

スペインで長期的に暮らす場合スペイン語の習得をおすすめします。スペイン語はヨーロッパだけでなく南北アメリカ大陸でも広く使用され、その話者人口は6億人近くといわれています。スペイン語を流暢に話せるようになれば、より多くの人とコミュニケーションをとることができます。

 

住む場所によってガラッと雰囲気が変わるのも大きな特徴です。マドリードやバルセロナのような都会だけでなく、オレンジで有名なバレンシアやアルハンブラ宮殿で有名なバレンシアなどに住み、スペインの歴史と自然に囲まれてみるのも良いでしょう。

アイスランド

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜26歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:30
申請費用:明記なし
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:制限なし

 

2018年9月に新たにスタートしたアイスランドのワーキングホリデー。オーロラや火山など大自然に囲まれた生活が楽しめます。また島国で漁業大国、温泉の文化があるなど日本との似ている点もあり親近感が湧くでしょう。

 

アイスランドは犯罪率が世界で最も低く世界一平和な国といわれているほか、国会議員の半数は女性といわれ、世界で最も女性の社会進出が進んでいる国でもあります。ワーホリで海外に移住したい女性にはとてもおすすめです。

 

また教育の質が高く国民のほとんどが英語を話すことができるので、その点もとても安心です。年間の発給数は30しかなく、情報も限られています。興味のある方は早めにアイスランド大使館に問い合わせてみることをおすすめします。

チェコ

おすすめ度:★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:400
申請費用:無料
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

古き良きヨーロッパの歴史を感じる中央ヨーロッパの小国。プラハ城やモルダウ川など、絵葉書のような世界観を楽しむことができます。チェコビールもとても有名で街の至る所に醸造所があり、物価がとても安いチェコでは1杯100円程度で飲むこともできます。ビール好きの人にはたまらないですね。

 

現地で働くにはチェコ語の習得が必須です。とても難解な言語のため現地の語学学校に通うことをおすすめします。またチェコには多くの日本企業が進出しており、現地の日本人を探している場合があります。チェコ語に自信がない方は是非そちらも検討してみてください。

北米・南米

カナダはワーホリ最大人気国の一つとして知られています。理由は民族の多様性と仕事の種豊富さ、さらには治安の良さなどが人気の秘密のようです。海外経験の少ない人でも安心してワーホリを始めることができます。

 

南米アルゼンチン・チリは日本とのワーホリが開始されてから数年しか経っておらず認知度は低いですが、アンデス山脈などの雄大な自然やタンゴなどの独特と文化を持ち、一度は住んでみたい魅力的な国々です。普通の生活に飽き、非現実的な日常を味わいたいという方は必見です。

カナダ

おすすめ度:★★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:6500
申請費用:338カナダドル(約27000円)
就学可能期間:6ヶ月以内
就労可能期間:制限なし

 

カナダは住みやすさや仕事の豊富さ、社会の多様さなどを理由にワーキングホリデーで最も人気の高い国の一つです。自然が多く福祉先進国のカナダは日本人の移住希望者が後を絶ちません。治安も良く、初めて海外に移住するという方にもおすすめです。

 


また日本人が多く住むということはそれだけ情報も手に入りやすいということです。
e-MapleJpcanadaなど日本人向けの掲示板を使ってアルバイトやシェアハウスの情報を簡単に手に入れることができます。

 

教育大国でもあるカナダで語学学校に行くのもおすすめ。様々な国籍の人が学んでおり世界中の友達を作ることができます。カナダは移民によってできた多民族国家で、個人を尊重する文化があります。外国人にも優しく「英語に自信がない」「海外は初めて」という方でも安心して暮らすことができます。

アルゼンチン

おすすめ度:★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:200
申請費用:150USドル(約16000円)
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

南米初のワーキングホリデー協定国となったアルゼンチン。雄大な自然とヨーロッパの文化が融合した個性的な国です。

 

ヨーロッパからの移民が人口の9割を占めるこの国では、西洋文化の影響を大いに受けています。特に首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれ、ヨーロッパ風の建築を頻繁に目にすることができます。また芸術活動も盛んで、世界三大劇場の一つ「コロン劇場」ではオペラやバレエの公演が行われるほか、タンゴなどの独自の芸術も生み出しました。

 

アルゼンチンではスペイン語が公用語とされています。南米以外でも使われるグローバルな言語なので、これを機に習得してみるのはいかがでしょう。また大の親日国家としても知られおり、日本人にはとても優しいです。100年以上前に日本に渡った日系人が国の発展に大いに貢献してきたことが現在の親日感情につながっているといわれています。

チリ

おすすめ度:★★★
年齢制限:明記なし
滞在可能期間:1年(条件により2年)
ビザ発給数:200
申請費用:6000円前後
就学可能期間:明記なし
就労可能期間:明記なし

 

アルゼンチンに続き、南米2か国目となるワーホリ協定国。南北に長い地形を連想する方も多いと思います。

 

西側は太平洋、東側はアンデス山脈に囲まれており、細長い地形の中に41もの国立公園と6つの世界遺産があります。大自然の中で暮らしたい人にはうってつけの国です。またモアイ像で有名なイースター島はチリの領土なので、気軽に遊びに行くことができます。

 

治安が悪いといわれる南米ですが、チリはとても治安が良く安全に暮らせることで有名です。海外経験が少ない人でも安心して生活が可能です。チリで話されているスペイン語はチレニスモと言われ、かなり特徴的です。チレニスモが流暢な日本人は数少ないので、是非習得したいところです。滞在可能期間が2年まで延長できるので、旅行などを楽しみつつのんびりと生活したい方は必見です。

アジア

日本から距離が近く、海外旅行先としても大人気の韓国・台湾・香港。旅行だけじゃなくて、長期で滞在してみるのはいかがですか?

 

住んでいる日本人も多く、日系企業も数多く進出しています、そのため情報を集めるのは比較的簡単です。「海外に住みたいけど、日本人が少ないと不安…」という方には必見です!また海外移住を視野に入れている方も、まずは近場で異国生活試してみるというのもありです。

韓国

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:10000
申請費用:無料
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

日本から最も近い国の一つであり、ワーキングホリデーを気軽に始められる国として人気が高いです。首都ソウルはコスメやファッションなどの発信地として、活気があふれています。日本よりも物価が安く、渡航費や生活費をかなり抑えることができます。

 

日本語を話せる人や日本人も多く、日本食や日本の製品が手に入りやすいので、ホームシックになる心配はほとんどありません。また就学・就労制限がないので語学学校に通ったり化粧品販売店でアルバイトをしたり自由気ままに生活することができます。

 

最近はK-POPダンススクールが大流行しており、世界中からダンスレッスンを受けに人が集まっています。そんなグローバルな環境で、国際交流をすることもできます。

台湾

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:360日
ビザ発給数:5000
申請費用:無料
就学可能期間:制限なし
就労可能期間:制限なし

 

大の親日国家として知られる台湾。毎年多くの人がワーキングホリデーを利用して住んでいます。

 

ほとんどの台湾の人は日本人に温かく接してくれます。公用語は中国語(北京語)です。英語が通じないところも多いので、習得することをおすすめします。中国語の話者人口は14億人でダントツ1位、より多くの人々と話せるようになります。

 

また中国語を生かした職種も増え続けており、さらなるキャリアがひらけます。多くの日系企業の進出しており日本語で仕事をしたいという方には、台北掲示板や現地の日本人向けフリーペーパーで探すことが可能です。

 

台湾は外食文化が進んでおり家にキッチンがない人も多く、自炊が苦手な人でも問題なく生活できます。

香港

おすすめ度:★★★★
年齢制限:18〜30歳
滞在可能期間:1年
ビザ発給数:1500
申請費用:無料(発給料135香港ドルー約2000円)
就学可能期間:6ヶ月以内
就労可能期間:同じ雇用主のもとで6ヶ月以内

 

高層ビルが立ち並ぶ、世界有数の金融都市。ビジネスの中心地で世界の大企業が香港に進出し、優秀な人材を求めています。同時に起業やコネクションを求め、世界中の人々が香港にやってきます。意識が高い人たちと交流し、ビジネスチャンスを掴めるかもしれません。

 

また香港では英語で生活することができます。1997年までイギリスに統治されていたこともあり、公用語は英語と中国語(広東語)となっています。中国語に自信のない方でも問題ありません。中国やイギリスの文化、さらには東南アジアなどの文化の影響を受け、独特の世界観を持っています。

 

行き交う人や物、お店やレストランも多種多様。また治安も良く交通も発達しているので、大都会の雰囲気が好きな人にはおすすめの都市です。

ワーホリに行きたい国は見つかりましたか?

ワーホリ協定国全26ヵ国を紹介しました。いかがでしょうか?お気に入りの国は見つかりましたか?

 

ここで紹介した各国の情報は絶えず変化しているので、詳細は各大使館サイトで確認されることをおすすめします。

 

誰もが一度は憧れる海外生活。「海外生活不安だな」「自分にできるかな」の思う方もいるかもしれません。ですが誰しも最初は不安です。海外経験は一生の宝になります。人生一度しかないのでトライしてみてください!