英語学習に必要な時間は?学習習慣の身につけ方

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英語学習がなかなか続かない、そもそもどれくらいの時間を作ればいいの分からない。

そう思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では日本人が英語を取得するのにかかる時間と学習習慣の身につけ方について詳しく解説していきます。

英語学習に必要な時間とは!?

現在、世界ではグローバル化が着々と進んでいます。私たちも、仕事や旅行、街で、しっかりとした英語を話すことができたら、かっこいいですよね。では、英語を身に付けるためには、一体どれくらいの学習時間が必要なのでしょうか。

 

効率的に時間を使って学習する具体的な方法を含めて、詳しく解説していきましょう。

英語学習に必要な時間は3000時間と言われている

アメリカ合衆国の国務省FSIの調査によると、日本人が英語を習得するためには、3000時間の学習時間が必要だということが分かっています。多くの日本人は中学校、高校で1000時間程度は英語を学習しているので、大学生以降でさらに2000時間の学習時間が必要ということになります。

 

では具体的に、2000時間というのはどれくらいの長さの時間なのでしょうか。
「週1回50分の英会話教室に46年間通う」または「1日90分の学習を4年間毎日続ける」これらが実行されることで達成される数字です。気の遠くなるような年数ですよね。

 

しかし、実際はより上乗せした学習時間が必要とされています。理由は、日本の学校教育が、学習効率が悪いとされる「文法訳読方式(文法を重要視して読解する方法)」を採用しているためです。つまり、いかに効率よく学習時間を使って勉強できるかということが大切なのです。

英語学習時間を捻出できない人が多い

2011年日米会話学院が25歳〜54歳の大卒会社勤務の社会人に対して行った調査があります。それによると英語習得に必要な時間「1000~3000時間」に対し実際に費やした時間が「500~ 1000時間」と大幅に少ないことが分かりました。

 

社会人は仕事が多忙で、勉強する時間を作ることができないことが原因でしょう。留学や日常的に仕事での使用ができれば実現には近づきますが、そのような人は少数です。通勤時間や休みの日を使って勉強をするなど工夫もできますが、忙しい日々の中で仕事と勉強の両立をすることは難しく、限界があります。

 

つまり、時間を確保することが難しい中で、いかに効率的な学習を継続できるかが英語を習得するための鍵になるのです。

3000時間を有効活用して英語を身につける方法

毎日が忙しい社会人が英語を習得するためには、有効に時間を活用して勉強の習慣を身に付け、さらにそれを継続させていく必要があります。英語を身に付けるためには、どのような方法があるのでしょうか。詳しく解説していきましょう。

方法1: 毎日学習を継続する

英語の習得のための秘訣は、毎日コツコツ積み重ねることです。毎日勉強することで、英語が習慣化され、記憶もしやすいためです。そのために、できるだけ簡単な英語学習のきっかけを毎日作ることを意識しましょう。

 

自分の生活の中では毎日必ず行うことがあるかと思います。その時間をうまく活用するのです。例えば、通勤や通学の時に英語を聴いたり、家事をしている最中に英語を流しておいたり、お風呂で海外のYouTubeやドラマを鑑賞することなどが挙げられます。

 

このように日々の生活の中で英語に触れる時間を作り、それを毎日継続できるように工夫してみましょう。

方法2: 寝る前の時間を有効活用

寝る1〜2時間は、午前中、夕方に次いで記憶力が高まり、特に暗記への効果が期待できる時間帯とされています。なぜ寝る前の勉強が効果的かというと、それは、睡眠と深い関係があるためです。睡眠には、脳に蓄えた知識を整理整頓し、知識の質を高める効果があります。

 

覚えたことが寝ることで長期記憶になるため、昼に勉強するよりも効率がよくなるのです。また、睡眠にはひらめきの効果もあるとされているため、問題を読んでおくことで、翌朝、解決方法がひらめく確率が上がります。より効率的に勉強を進めていくために、寝る前の時間をうまく活用してみましょう。

方法3: 常に楽しみながら学習する

2000時間を死に物狂いで必死に頑張る、と意気込んでいては必ず途中で気が滅入ってしまいます。学習は楽しみながらやることも非常に大切で、理想は夢中で没頭して気付いたら2000時間だったということです。そのために、英語に楽しく夢中になれる方法を探し出す必要があります。

 

おすすめは、自分の趣味を利用することです。音楽やスポーツ、アニメや映画、料理や読書などを英語で楽しんでみましょう。自分の好きなことなので、時間を忘れ、楽しみながら英語に触れることができますよ。そして英語の学習には難易度の調整も重要なポイントです。自分の実力より難しすぎる物を選ぶと挫折してしまいます。

 

背伸びしすぎず、ほんの少しだけレベルをあげたもの、つまりたまにわからない単語があるけれどほとんど理解できる、くらいがちょうどいいでしょう。

方法4: TOEICなどのテストを活用して定期的に実力確認

英語学習のモチベーションを上げ、自分の成長を目に見える形で確認するためにTOEICなどのテストを使って実力を図ることはとても大切です。英語力の成長は目には見えづらいものです。

 

そのため何かしらの形で成果が目に見えなければ、英語の勉強に意味を感じられずフラストレーションが溜まって挫折してしまう危険性があります。目の前の勉強にだけ目を向けず、英語を習得したい目的や、ゴール地点を自分の中で確認しながら、勉強のモチベーションをあげていきましょう。

方法5: 外国人の友達を作る

実際に外国人と会話することで、英会話の上達が早くなる可能性が高くなります。そして友達になることができれば、遊びながら、また教えてもらいながら楽しく英語を習得することができますね。現在では、日本にいながら外国人の友達を作ることは難しくはありません。

 

Hello TalkやHiNativeなどのチャットやテレビ電話を利用できますし、実際に日本で会って友達になれるアプリやサービスも多く存在します。他にも、外国人が集まりやすいバーに足を運ぶ、国際交流のパーティーに参加する、シェアハウスに住むなど、外国人と交流できる場所がたくさんあります。

 

自分にあった出会い方で、外国人の友達を作って交流を楽しんでみてください。

英語学習時間を捻出するポイント

「英語を勉強したいけどうまく時間を作れない」そう頭を抱えている人は多いかと思います。毎日仕事をしながら、英語を勉強する時間を作るのは簡単なことではありませんよね。

 

では、どうすればうまく学習する時間を作れるのでしょうか。そこで、大切な3つのポイントを詳しく解説します。

ポイント1: スキマ時間を有効活用

時間をあまり取れない中で英語を勉強するには、1日の中のスキマ時間をうまく活用することがとても大切です。1日のスキマ時間は、通勤通学中の電車の中、入浴中、寝る前、子どもを寝かしつけている時間など、意外とたくさんあります。

 

スキマ時間を見つけたら、英語の勉強をする習慣をつけていきましょう。そして、継続した勉強時間で脳が集中できるのは30分程度とされているので、1日の中でこの30分を見つけることが重要です。ダラダラ勉強せず一気に集中して取り組んでいきましょう。

ポイント2: 英語で情報収集

科学やビジネスなどの最先端の情報は、英語から得ることができます。英語での情報は、質が高く信憑性も高いとされているので、情報が正しいかどうかは英語で確かめることが時間短縮にも繋がります。

 

英語での情報収集は、論文や英字記事、海外のブログやサイト、洋書を読むことで可能です。ハードルが高い人は、日本のニュースが英語になっているサイトをうまく利用することも一つの方法です。まずは興味のあるジャンルから、通勤中などのスキマ時間を利用してアプリなどで気軽に読んでみましょう。

ポイント3: 学習計画を立てる

学習計画を立てる時には、まず目標を決めます。目標は、TOEICで800点以上とるなど、実現可能な範囲で具体的な数値で設定するようにします。

 

次に目標に合った勉強方法を決めます。一つずつ確実にできるようになっていけるスモールステップ式で、楽しみながら無理なく進めていけるように決定しましょう。そしてその後に月間・週間・毎日の具体的なスケジュールを決めていきます。

 

単語暗記など繰り返しが求められる勉強は同じ時間に取り入れ習慣化してしまうことがおすすめです。また、予定を詰め込みすぎず、何かあったときのために調整日を設けることで気持ちに余裕を持たせるようにします。そしてその日の進捗の確認と、翌日のスケジュールの確認は徹底して行いましょう。

 

ご褒美を設定することもポイントで、自分の学習のモチベーションアップにつなげることができます。

効率のいい学習方法で3000時間突破へ

英語を身に付けるために必要な学習時間と方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。3000時間という膨大な学習時間を確保するためには、学習計画を立て、スキマ時間を利用し毎日継続することが大切です。

 

自分のレベルに合わせて楽しみながら学んでいくことも継続への近道なので忘れないようにしてくださいね。毎日が多忙な中で3000時間確保して英語を身に付けるのは容易いことではありません。だからこそ目標が達成され時にはしっかりご褒美も用意しましょう。

 

モチベーションを上げることで、英語を楽しく効率的に身に付けることができますよ。

 

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