留学に行くと太る!?その原因と対策方法を紹介

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「留学に行ったら10キロ太ってしまった」そんな話を一度は耳にしたことがあるでしょう。

 

実際問題、留学すると私生活はもちろん、その土地特有の食文化に触れて、食生活なんかもガラッと変わります。体調管理を甘くみてると、取り返しのつかない体型になってしまうこともザラにあります。

 

今回はそんな留学生活で太らないように、原因とその対策についてを徹底解説していきます。あまり難しいことはないので、是非実践してみてください。

留学すると太るって本当?

日本でも留学先として人気のアメリカやカナダ、オーストラリアは「肥満大国」として非常に有名です。もちろんこの3つの国に留学をした人全員が太ってしまう、なんて話ではありませんが、太って帰ってくる人たちが多い傾向なのは確かです。

 

大学留学ともなれば、軽く4〜5年は長期滞在することになるので、自然と現地の風土になれてきてくるのは当然。そうすると私生活はもちろん、レストランや自炊などの食文化も日本の頃とは全く異なってきます。

 

さらに海外の人たちは男女ともに体格のいい人が多いです。なので自分が太りかけていることに気づかず、現地の食事を現地の友人たちと同じように摂り続けてしまうと、気づいた頃には大変なことになっていることもザラにあります。

痩せる人と太る人の違いと原因

では、果たして留学中に太る人とそうでない人の違いは一体なんでしょう。それは大きくわけて3つの原因にあります。

 

これは日本に住んでいてもそうですが、急な激太りや体型の崩れには精神的な要因と肉体的な要因が関係してきます。ましてや留学ともなると、自分の身一つで道を切り抜けていくパワーと心が必要です。

 

そうすると、初めの頃は毎日を生きるのにもクタクタになるのは当たり前。気づけば不規則な生活や不安定な精神状態に襲われて、鏡の前に立つのが嫌になってしまうかも知れません。

ストレス

留学中に太る原因として、最も大きい理由が「ストレス」です。

 

留学生活では大学ではもちろん、一緒に住んでいるホームステイ先の親、キャンパスで一緒に寛ぐ友人とも英語づけの生活になります。これは言語学習に熱心な人ほど危ない傾向があります。

 

日本に住んでいれば、自分が何をしたいのか、何を言いたいのか、どうしたいのかを何一つ苦労せず相手に伝えることができます。しかし留学当初では、簡単に自己表現すら難しいケースに襲われます。そういった時のストレス、勉強へのストレスが暴飲暴食の引き金を引いてしまいます。

 

またストレスに対する症状も人それぞれあります。一方はこうした原因で暴飲暴食に走るなか、もう一方はストレスによって食欲がなくなってしまうこともあります。これはストレスによる拒食症の一種です。こうしたように、留学では精神的な負担に身体が反応してしまい、少なからず悪い影響を与えることが多いです。

食がの好み

みなさんマクドナルドは好きですか?ついつい安くて手軽にも食べれて、何より美味しいので好きな人も多いと思います。アメリカなどはこういったジャンクフードが多い国としても有名ですよね。

 

しかしこういったハンバーガーやピザなど、いわゆるジャンクフード好きな人にとっては太ってしまう原因にもなります。日本には日本食があって中国には中華料理があるように、その国々には独特の食文化があります。なので脂っこいものやジャンクフードが好きな人が、アメリカなどのハイカロリーな食べ物が多い国へ留学をすると、急激に太ってしまいます。逆にジャンクフードや脂っこい食べ物が苦手な人が、こうした国々へと留学をすれば好みが合わずに痩せることも多いです。

 

ちなみに大学の食堂などで食べれるランチは高カロリーといっていいでしょう。例えばサラダもそうですが、海外では大量のドレッシングをかけて食べることが多く、野菜を食べているのに脂質を大量に摂取してしまいます。

金銭事情

続いては金銭事情が太る原因を作る、というハナシです。

 

多くの人たちの留学生活は、勉強と交流がメインとなるかと思います。お昼は大学からでた宿題を家でやりつつ、夜になればクラブや友達の家でパーティー。そんな一生に一度しか味わえない充実した時間を過ごすことになります。

 

しかしここで一つ注意なのが、外食。お金に余裕のある人であれば、友達に誘われて毎日外食にいくこともあれば、パーティーやクラブでお酒をガブガブ飲みまくることもあるでしょう。

 

そうなってくると、ついつい楽しい時間に誘惑されて、これまた暴飲暴食の餌食になってしまいます。留学生活は本当に楽しいことで溢れていますが、身近の誘惑に負けて激太りをおこし、挙げ句の果てには勉強をすっぽかし遊び呆けてしまうような真似は絶対に避けましょう。

 

逆にお金に余裕がない、やることがある人は時間がないので節約した生活をおくることが多いです。

留学で太らないためにできる3つのこと

ここまで留学中に太ってしまう原因についてまとめてきました。では理由はわかったけれど、その対策はどうすればいいのでしょう。答えは簡単で、まずは一つ一つ意識をすることです。そして少しずつ少しずつ自分をコントロールしていきましょう。

 

一気に無理をして続かないよりも、小さな成功や努力を積み重ねていくことが継続する力になります。ここからは留学中に太ってしまう前に、知っておきたい・やっておきたい具体的な対策をご紹介していきます。

公園を活用する

まずは身体を動かしてみましょう!

 

日本の場合だと「身体を動かす=ジム」と考える人が多いですが、海外の場合は違います。海外では朝から公園をジョギングをする人達も多く、公園の遊具を使って懸垂や腕立て伏せをする光景を見ることが多いです。

 

なのでジムに通わなくても運動ができてしまう環境が非常に整っています。夏にもなれば上半身裸で公園を歩き周っている男性も多いです。よって公園を積極的に活用して、筋トレや有酸素運動をするのが非常にオススメです。

 

留学生活はどうしても勉強づけの日々が続いてしまうもの。机で頭をフルに使った後に、公園で空気を吸いながら軽い運動をするだけでも気持ちがリフレッシュされます。一番いいのは勉強する分の量を事前に決めておいて、それが終わった後に公園で運動をすることをルーティーン化することでしょう。

パーティーには要注意

海外といえばなんと言ってもパーティーでしょう。

 

しかしパーティーでは飲み食いする機会も多くなってしまい、楽しい反面ついつい過剰摂取をしてしまう恐れもあります。特にお酒は飲めば飲むほど太りやすいです。ビールなんかだと下っ腹もすぐに出てしまうので、パーティーの際には太りにくいハイボールなんかを意識的に飲むよう心がけるといいでしょう。

 

もちろん深夜のピザやハンバーガーなども天敵。外に出る機会が増えれば増えるほど、自分が気づかないうちにどんどん悪化していく恐れがあります。また外食なんかも毎日するのではなく、きちんとバランスの取れた食事を自炊することが大切です。結果的にお金を節約することにも繋がります。もちろん体型が崩れて取り返しのつかない状況からも回避することができるでしょう。

日本食を作る

日本人は世界的にみても、男女ともに肥満体型が少ないのは有名なハナシ。

 

それもそのはず、私たちが毎日何気なく食べている日本食が非常にヘルシーなものだからです。おかず品や吸い物をはじめ、日本食は味も良ければ健康にもよく、体型維持をするにはもってこいの食べ物です。

 

なので留学生活でも、たまにはアジアンマーケットから日本食の材料を買って、お家で日本食を作ってみるといいでしょう。また現地の外国人の友人なんかを家に招いて、日本食を作ってあげるなどすると喜んでくれます。

 

あと、もし日本食の材料が手に入りにくい場合は、日本からインスタントのものやカレールーなどを送ってもらうのもいいです。高カロリーに囲まれた生活でも、日本食を食べれる機会を自分で作ってあげれば、おのずと健康的な食生活をおくることができます。

体重を気にせず留学をおもいっきり楽しもう

いかがでしたでしょうか。今回は留学中に太ってしまう理由とその対策についてをご紹介しました。

 

あらためて、この記事のポイントは以下の6つです。

  • 留学中のストレスが原因で太ってしまう
  • ついつい食べ過ぎで太ってしまう
  • 外食やパーティーで太ってしまう
  • そうならないためにも公園で運動をする
  • パーティーの暴飲暴食には注意する
  • 日本食が食べれる機会をつくる

 

留学生活は本当に毎日が刺激的で楽しい日々の連続です。限られた時間でしか経験できないものなので、その時々を大切に、健康を第一に思いっきり楽しみましょう!これから留学をする人は、是非この6つのポイントを参考にしてみてください。